1993年 フジテレビ
1回しか映像化されてないDの複合。落ち目の小説家伊瀬(津川雅彦)に、浦島羽衣伝説を書くようプッシュする担当者(野村宏伸)、その小説を読んでやってきた美女(森口瑤子)は数字にこだわりのある女。小説はヒットするが、美女は殺される。小説家の妻(いしだあゆみ)は、小説の舞台になった土地と、殺人のあった場所を結ぶと東経135度北緯35度であることを発見する。
小説の出版社の社長がかつて起こした海辰丸での事件で、犯人にさせられ網走刑務所に服役した船長(大杉漣)の息子が、その罪を思い出させるためにこの小説を書かせていたというのが事件のキー。名作で人気もある原作だけど1回しか映像化されてないのは、日本の伝記を説明するのが大変だからかな!?