2013年10月23日

遠い日のゆくえ(ドラマW)#1924

2010年 wowow

「アントキノイノチ」を彷彿させる孤独死の遺品整理屋に見習いで入った青年の物語。たまたま開いてしまった故人の日記を見て、彼女の人生を確かめたくなった青年(永山絢斗)が、日記のキーワードをたどる旅に出る。そこまで彼女が気になったのは彼の生い立ちに原因があるようだ。そこで、故人には死んだことになっている娘(富田靖子)がいることを突き止め、彼女の元を訪れる。

遺品整理屋が、依頼人である家族や縁のある人に、故人のことをどうこう言うのはどうなんだという気もしなくもない。家族の気持ちもわからなくはない。忘れたいこと、思い出したくないこといろいろあるし、それにこだわっていては先に進めないような気持ちもあるだろう。ドラマの中で、深入りしすぎる青年に社長が、我々は残った家族のためにやっていると伝えるが、後日故人のためでも家族の為でもなく、自分のためにやっていると言い直す。

いろいろ思い浮かべても、もう死んでる人だ。死んだらモノになると、麻雀放浪記で役満を上がったあと死んだ死体を河川敷に捨ててたっけ。死んでる人と生きてる人とどう違うんだと主人公は言う。偉そうなことを言うのはもう少し経験を積んでからだと社長に慰められる。

私は今、死とはあまり近くないところで生きている。なのであまり真剣には考えないでいいことになっている。でも避けては通れない問題でもある。なんか不思議な気分だが、作品は良かったです。

ブレイク前の剛力彩芽がちょい役で登場
posted by 映画のせかいマスター at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | た行映画(49)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エンドロール 〜伝説の父〜(ドラマW)#1923

2012年 wowow 100分

若くしてガンに侵された父親(萩原聖人)が、自分のドキュメンタリーを作るために少年時代の友達(中村獅童)を東京から呼び出す。病気のことを何も知らずに帰ってきた男は、今は友人の妻となっている女(板谷由夏)になじられながら、親にも挨拶できずに孤軍奮闘する。その時息子は中学生の不良グループにいじめられていて・・。

どこにもヒーローが出てこない、それどころか落ちこぼれた人たちが、友達のためにと作る映画、それがまた不格好で、子供だましのくだらない作品だ。それが涙をさそうのである。どこにでもありそうな商店街で、町の人達はみんな顔を知ってる。不器用な男たちが織りなすドラマに泣けました。最初見始めた時、このドラマで泣けるとは夢にも思わなかった。

商店街にかかっているノボリ、マグナム馬野ジムが風化しているところで7年前と現在を表してるんだけども、このマグナムさんが最後にキーとなるとは!カッコイイ!

ずっと有名作家ばかりを起用してきたドラマWにシナリオ大賞受賞作が登場。こういう発掘作業も大事ですね。
posted by 映画のせかいマスター at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | あ行の映画(43)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする