2010年 wowow 前後編
ドラマWなんとなく重そうだと、見るのを躊躇してた作品。しかし見てわかった。私はこういうのが好きである。
まずドキュメンタリー。実際にあった話
そして友情物語。この話では被害者家族(妻子供が殺されても被害者ではなく被害者家族という扱いで証言もできないって知らなかった)の主人公、真嶋秀和と、ジャーナリストの江口洋介の友情にぐっときた。
あと、主人公が勤めてた会社の上司や同僚の温かさ、チームワークにホロっとくる。
来年はそういう作品に絞って鑑賞しようかなあ。
それと、このドラマは、中立に描かれてて、どうしても被害者に肩入れしてしまうんだけど、裁判長が家族の顔を見ないのは、情が移ってしまって判決が正当にならなくなるのを防ぐためだとか、マスコミの風潮で判決が決まってはこの国がダメになるとか、裁判のあり方やそれに伴う語弊とかもちゃんと描かれてる。死刑制度にも言及してていろいろ考えさせられる。
ある日妻と子が殺されてるなんて、想像もできない絶望と闘うとか、映画の中だけの話にして欲しいけれど、なんかのときどうあるべきか、勉強になりました。
posted by 映画のせかいマスター at 05:27|
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