1953年 アメリカ 62分 スタンリー・キューブリック監督
キューブリックの初監督作品。本人は封印しようとして自らフィルムを買い集めたそうだけども、さすがにここまでの大監督になると、どっからか残っちゃう。お陰で見ることが出来ました。古い映画で低予算、ところどころに確かに稚拙なというかカネがかかってなさそうなシーンはあるけど、映像の綺麗さは後日の監督の作品を彷彿させる。
話は敵陣の森に墜落した4人の兵士が、筏を作って逃げ出そうとする間に起こる様々なことを主にそれぞれの心情にスポットを当てて描いている。極限に追い込まれた兵士の狂気は、その後も脈々といろんな人によって描かれているが、この時期先見の明があったとしか言いようがない作りだ。
2014年07月02日
ルームメイト #2107
2013年 日本 113分
今邑彩原作のサスペンスを映画化。日本映画ではかなりのクオリティでホラー作品に仕上がっている。入院中に看護婦と意気投合し、ルームシェアを始める二人深田恭子と北川景子。途中から深田恭子の人格が変わっていって、ついに殺人事件まで起きてしまう。追い詰められる北川景子の視線で見ていくのだが、彼女にもヒミツがあり・・。
多重人格を絡ませ、かなり怖いし、謎解きの要素も含めていい仕上がり。ラストシーンをあおっているので、最後のエピソードは余計かな。
今邑彩原作のサスペンスを映画化。日本映画ではかなりのクオリティでホラー作品に仕上がっている。入院中に看護婦と意気投合し、ルームシェアを始める二人深田恭子と北川景子。途中から深田恭子の人格が変わっていって、ついに殺人事件まで起きてしまう。追い詰められる北川景子の視線で見ていくのだが、彼女にもヒミツがあり・・。
多重人格を絡ませ、かなり怖いし、謎解きの要素も含めていい仕上がり。ラストシーンをあおっているので、最後のエピソードは余計かな。