2014年 日本
劇団ひとり原作脚本監督出演の映画。原作は処女作の方の陰日向に咲くが圧倒的に面白かった。こっちは、なんか仕掛けがたくさんあるものと勝手に期待してたせいか、いまいちだった記憶がある。しかし、映画になると断然こっちのほうがおもしろい!
息子がタイム・トラベルして若き日の両親と出会うという、シンプルな設定がわかりやすくて心に響くのだ。劇団ひとりの監督ということだったが、映画としても見応え充分で、最初の数分の大泉洋が生活に行き詰まっているシーンがうまく表現されていて最後まで心に残る。
ダメなオヤジが若い頃こんな暮らしだったのかという、それだけでも涙もろもろなんだけど、ラストではさらに母親柴咲コウも絡んで泣かせます。
ナイスな一本!