1998年 アメリカ 122分
サム・ライミ監督作品。3人組が森のなかで偶然墜落した飛行機を発見し、その中から440万ドルが入ったかばんを見つける。持ち主は死んでいるし、どうせろくな金じゃないと、ネコババしようと持ちかけるが、その中の一人は慎重に進めようと持ち帰る。
しかし、ここから悲劇が始まる。疑心暗鬼や追い込まれた人間の暴走、欲に取り憑かれて普段ならやらないようなことをやってしまう。3人が敵対したり、仕掛けたりしているうちに次々に事件が起こる。嘘を塗り固めて取り繕うとするのだが・・。
3人のうち、主人公は冷静沈着、兄はどこか怪しく、少し頭が足りない。友人はイケイケで話をすすめるというキャラ設定。冷静な主人公が仕切るのだが、妊娠中の妻が、段々と入れ知恵するようになってくる。人間関係もそうだけど、ダメだダメだと思いつつ、取り返しのつかなくなってしまう展開は、わかっていても目が離せない。
面白かった!