2015年11月29日

恋の罪 #2361

東電OL殺人事件をモチーフに、園子温ワールドを炸裂させた作品。いやー凄かった!

丸山町のボロアパートで猟奇殺人発生。情事の途中で現場に向かう女刑事水野美紀から始まる。バラバラ死体の暗い雰囲気から一転、人気作家夫婦の俺様的私生活が映し出される。この女性神楽坂恵が、死体になるのか?と思わせる展開なんだけど、事件すら忘れてしまうくらい、女が裏の世界に落ちていく。

スーパーのバイトから、女性カメラマンに声をかけられ、AV撮られて、でもそれをいい転機にして、自らケバい格好で渋谷に出て行くようになる。

この辺りの展開は、いかにも、ではあるのだが、女がそれを転落と捉えてない所が妙に印象的だった。

そこで事件のもう一人の登場人物と出会うのだが、こっちの女性富樫真もまた強烈だ。後半は彼女を中心に回る。

時折、第三者である刑事の視点が挟まり、どっちかが殺されるんだとハッとするが、この刑事もまた、夫の後輩と不倫していたりする。何気なく夫が語る過去のエピソードがあとで効いてくる。

そして、全てが判明した後、エンドロールにまさかの伏線があったことがわかる。

現在過去未来、そしてその先まで、交錯させながらうまい脚本だった。

しかし、園子温監督、将来の妻に凄い演技させるんだから、まったく!
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2015年11月27日

ザ・ヤクザ #2360

1974年 アメリカ 122分 高倉健

米で作られた高倉健のヤクザ映画。原題もTHE YAKUZA!日本語には英語の字幕が入ってるんで、健さんは英語でセリフを喋ってたみたい。吹き替えなんで聞けなかったが。この頃の日本映画って外国人が普通に日本語で話してたりするんだけど、なんか懐かしい。

で、岸恵子が主人公のアメリカ人の恋人役で、日本が舞台なんで日本人もたくさん出てくる。よくあるへんてこな日本ではなく、ちゃんとした日本?が舞台。ところどころ怪しいのが出てくるけど(笑)基本は健さんのヤクザ映画なんで、リスペクトして作られたに違いない。ラストはアメリカ人がジャパニーズユビツメして義理人情で終わるところも日本映画っぽい。
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2015年11月26日

日本侠客伝 雷門の決斗 #2359

1966年 日本 93分 高倉健

 日本侠客伝シリーズ全11作中の第5作目
 かつて2つの組がしのぎを削っていた浅草で、一つはカタギになって興業会社を設立した。しかし親分はもう一つに受け渡すと遺言書いて自殺。漁師だった息子高倉健は跡を継ぐ決意をする。横槍が入ったりなかなか上手くいかない中、親友の村田英雄が出世し、協力を申し出る。しかしそこでも客の暴動が起き、興業中止に追い込まれてしまう。

 そんな中、帰ってきたのが今回正統派役の長門裕之。ばっちりカッコイイとこ見せて敵を斬る!いつもはチャラけた役が多いけど今回はカッコ良かったー。で、お笑い担当?が藤山寛美。関西の舞台俳優さんだけど映画で見るのは多分初めて。どこかコミカルな風貌ではあるけれど、健さんの右腕としてラストの殺陣シーンも随行する。

 またおやっさん役の島田正吾さん、晩年までたくさん出てたけど顔と名前が一致しなかった人、この人も渋く決めてる。

 ラストは劇場の非常に動きにくそうな客席で大人数を一人でぶった切る健さん!ラストへの盛り上げ方がいいよねー。

 昭和残侠伝、網走番外地と同じ時期に何本もシリーズ物に出てて、役を使い分けられる(あまり変わらないけど^^;)って凄いなー
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デビルズ・ノット #2358

2014年 アメリカ 114分

実際にあった事件をモチーフにした映画。先に世界なんとかというテレビ番組でこの映画とあと何本か実際の事件の映画を特集されていたのを見て、いつか見ようとチェックしていた映画。

子ども3人が殺されて、容疑者として浮かび上がった学生たち。オカルトとヘビメタが好きといういかにも犯人っぽい学生が、逮捕後も自白を強要されて長い期間勾留されるのだが、実は真犯人は・・という話。がTVでは踏み込まれていたけど、映画では謎のまま終わる。ただ少年たちの無念さのみ残して
事実は小説よりも奇なりというが、いかにも小説っぽい事件。登場人物のキャラも立ってるし。

他にもパラダイス・ロストなどの映画がある
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2015年11月24日

破裂(久坂部羊ドラマ2015)#2357

2015年 NHK 全7回

高齢者をよみがえらせる夢の治療法を開発した医師(椎名桔平)。しかしその療法には副作用があった。逆にその副作用に目をつけたのが官僚の滝藤賢一。歯止めが効かない高齢化に「ピンピンポックリ」で対策しようと言うのである。仲間の甲本雅裕にも裏切られ、名俳優だった父親仲代達矢も副作用で亡くなり、孤立無援の中、治療法で稼ごうとする悪の集団にも立ち向かう。しかし副作用出てもいいから、とその療法を求める老人たちに取り囲まれ呆然とするところで物語は終わる。

主人公の元恋人坂井真紀がジャーナリストだったり、議員を絡めたりドラマ性を出しているけど、本質的なテーマはこれからの社会に一石を投じる。本当にこういう治療法ができてしまったら??どーする?
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2015年11月21日

96時間 #2356

先に2を見てしまった第一作め。本作で倒した相手のどれかの父親が二作目でリベンジしてくるわけですなー。

続編が 作られるだけあって 一作目は テンポよく 素晴らしい 仕上がりだ。 娘が 旅に出て 空港で 色男と タクシーに 乗ったばかりに 連れ去られ 、電話の 声からという間につきとめていく。

カーアクション、乱闘シーン、完成度高すぎ! 4時間くらいで 解決したようなイメージだ。敵を倒す(殺す)手技が鮮やか過ぎて、リベンジされてしまうのもわからなくはない。しかし娘は良く危険に巻き込まれるなーw
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2015年11月20日

役者絵(松本清張ドラマ2015)#2355

2015年 BSジャパン

清張歴史ミステリーシリーズ第三話。母親の男に囲われてしまった美女(雛形あきこ)が、この生活から抜けだそうと、たまたま出会った若い男に殺させる。2人の関係はあまり知られていないので、ある程度逃げ切れば足がつかないと踏んだわけだ。しかし岡っ引きは鋭い感を活かし、男女の関係を暴こうとする。

目をつけたのは女の部屋に飾ってあった役者絵。男を誘い出して酔わせ、別の部屋に女の部屋と同じように役者絵を飾り、目覚めた男は女の部屋と勘違いして・・・。

これもまた随分と古典的なトリックだけど、役者絵って今で言うアイドルのポスターみたいなものだろうからなかなか興味深かった。歌舞伎の團十郎とかこの時代から脈々と受け継がれてきてるわけですねえ
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モノクロームの反転(横山秀夫ドラマ2005)#2354

2005年 TBS

第三の時効シリーズ。これでシリーズ全部制覇。今回は6作目だけに登場人物のキャラ立ちが大きくて、ほとんどを段田安則と伊武雅刀の事件とは関係ないし生活的な面で使われている。の割には金子賢のキャラは変わっていて、凶暴キャラになってたりもするw

ネタばらしをすれば、チューリップの球根を貰いに行ったと証言する容疑者に、持って行った球根は別の場所からのもので、春になったらどんな色のチューリップが咲くだろうねえ!?と取調室で詰め寄る。最後は病気をおしてなんとか自白させるところまで持っていく人間ドラマが描かれているのだが、そもそもその前に2班と3班でヘッドがいがみ合ってるのですり合わせもしない捜査って大丈夫なのかおい(笑)
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2015年11月18日

海に降る(連続ドラマW)#2353

2015年 wowow 全6話

実際にある深海有人調査船「しんかい6500」を舞台に、深海に宇宙はあると言い残しで事故で亡くなった父(時任三郎)の後を継いで女性パイロットとなった娘(有村架純)の姿を描く。

深海の宇宙ってそりゃ、比喩表現だろ?と思うんだけど、それでも宇宙のような現象が深海で見られるかもしれないというロマンも感じる。でも深海ってグロテスクな生き物とかいそうでこえーなー(笑)

初の女性パイロットということでマスコミ対策とからかわれたりしながら、最初の深海でダウンしてしまったり失敗続きの女性を有村架純ちゃんはまり役でやっている。エンジニアらと衝突したり、ドラマ的な部分もあるけれど、この業界もいろいろ深そうだなーと思った。
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天河伝説殺人事件 #2352

1991年 日本 109分 市川崑監督

昭和の古き良き時代を彷彿させる映画。横溝正史の映画シリーズと同じ市川崑監督とそのファミリーとも言える俳優さんたちが大挙出演し、あらたなるシリーズ化を期待されたが・・。
エンドロール前に浅見光彦第一の事件と出てくるんで、当然第2弾第3弾を考えていたのだろうが、あえなくこれ一発でジエンド。内田康夫小説、特に浅見光彦シリーズはその後何度もテレビではドラマ化されているのでネタは悪くないのだろうが、昭和から平成へ時代の変遷に合わなかったのだろうか??残念!

それでも加藤武のピント外れ刑事や、能を舞台にした芸能一家など見どころは十分。市川映画ファンにはたまらないんだけど、結局は横溝二番煎じだったのだろうか?若き日の榎木孝明、財前直見が主演
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2015年11月16日

証人の椅子 #2351

1965年 日本 103分

徳島ラジオ商殺人事件を題材に開高健が発表した小説を山本薩夫監督で映画化した作品。よく事件簿に出てくるので聞いたことのある事件だったが、内容までは知らず、妻が逮捕されて冤罪が確定したのは死んだ後だったという予備知識で見た。特に後半は検察側の取り調べの強引さで無理矢理に操作を進めるさまが描かれ、どちらかというと事件の捜査というよりもドキュメンタリー人間ドラマ風。結局のところ真犯人は誰であれ主題からは外れているという作りだった。

こういうことは多分おそらく昔はたくさんあったんじゃないかと思うし、もしかしたら今もあるのかも。
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2015年11月11日

半落ち(横山秀夫ドラマ2007) #2350

2007年 テレビ朝日

 映画版は重厚な作りで寺尾聰の演技が光っていたが、ドラマ版の渡瀬恒彦はそこまでスポットがあたってない感じ、刑事の椎名桔平が自分も親の介護をしている設定で、若いのになんだか偉そうな感じでしたw

 事件記者東幹久とのやり取りなどは映画よりもしっかり描かれていたような?記憶に無いだけかも?後半になって脊髄バンクの話が出てくるまで映画の話忘れてたもので・・。横山作品にはよく記者との兼ね合いが出てくるのだが、ここでもしっかり書かれてたんですねー。
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2015年11月10日

めがね #2349

2007年 日本 106分

綺麗な海、その他は何もないホテルに仕事を忘れてやってきた主人公(小林聡美)が、現地の人と触れ合いながら行き方を見直していく物語。

主人公の心境は持ってきた大きなトランクで表現されている。ホテルに着いて荷物は後で運んでおきますと主人の光石研に言われるんだけど、そのままほったらかしにされてる。一度別のホテルに変わろうとトランクを運ぶんだけど、そこが合わなくて帰り道、道中にトランクを捨てて身一つでもたいまさこの自転車の後ろに乗る。トランクは都会での彼女の人生そのものだったように。

その後、担当編集者らしき加瀬亮がやってきて、そのままいついてしまったり、、生物の先生の市川実日子が先生らしくないというか、のんびりした生活らしくない言動をしつつーもいつしか仲良くなっていったり、一番早くなついたのは飼犬!だったり。

このホテル実在してて「与論島ビレッジ」というそうだ。犬も実在するらしい。行ってみたいな。本当に心配になった頃に曲がったらあるんだろうか??

タイトルのめがねは何のことやらと思ってた。出てくる人は全員めがねしてるけど・・。最後にめがねを飛ばしてしまうんで、島での人生を表してるのかな??
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2015年11月09日

悪魔のいけにえ #2348

1974年 アメリカ 83分

テキサス・チェーンソーなんたらってのが原題で、今年40年なんで画像をキレイに加工したバージョンが作られたっていうほどの名作。確かに今見ても懐かしいホラーっぽい部分も面白いのだが、それ以上にシンプルで良く出来てると感じる。

モデルとなった事件が存在するようだが、監督的にはあまり関係ないみたい。男女5人組が来るまで帰省中に変な男をヒッチハイクさせるとそいつの奇行が始まる。休憩中に立ち寄った家はそいつの家族であるレーザーフェイスたちが住んでいる家だった。

レーザーフェイスと言えば、20年位前日本のプロレス団体で一世を風靡したレスラーがいて、私も実際に生で見たが、チェーンソーの爆音が大迫力で会場の中を逃げまわった。映画の中のレーザーフェイスも改めて見ると完コピされてて、感情はわからないのにハチャメチャに暴れまわるキャラ立ちした怪物。それだけならまだしも出てくる人みんな変わってて逃げまわるヒロインの悲鳴が続く。

その後似たような映画化たくさん作られたが、オリジナルでこれをつくるってのはすげーや
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2015年11月05日

ハングオーバー・ゲーム #2347

2014年/アメリカ/85分

ハングオーバーの4人組が薬で飛んでしまったら、なんと目が覚めたのは23世紀のハンガーゲームの舞台だった!本編とそっくりな登場人物たちが、テッドやキャリー、チャーリーとチョコレート工場など見逃したら気づかないポット出キャラとともにハンガー・ゲームを戦っていく。

一応全部シリーズ見たんで、2つの映画の世界観は結構出てて面白かった。そもそもがどーでもいいパロディ映画なので本編見てないと、何の話かさっぱりわからないかも。B級のキャストばかりだけど、エッチなシーンの女優のグレードは高かったような??(笑)

ハンガー・ゲーム #2271
ハンガー・ゲーム2 #2277

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い #1414
ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える #1582
ハングオーバー!!! 最後の反省会 #2082
posted by 映画のせかいマスター at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする