2016年07月20日

あん #2384

2015年 日本 113分

ドリアン助川の原作を河P直美監督が映画化。わけありっぽいどら焼き屋の店主、中学生相手に黙々とどら焼きを作り続ける。ある日やってきた手の不自由な老女(樹木希林)が雇ってくれと頼まれるが一蹴する。しかし彼女が作ったあんを食べた瞬間、考えが変わる。

ハンセン病(癩病)で隔離病棟に入っていた女性が自由に生きたいと、どら焼き屋で働きたいと願う。差別がテーマであり、そのことが広まって行列ができていた店からも客が遠のいていくのであるが、どちらかと言うと一人の女性の人生を描いた作品として興味深かった。

登場人物は店主の永瀬正敏と常連客の中学生、あとはオーナーの浅田美代子、病棟の市原悦子くらいなのだが、その中で描かれる一生はそのほとんどが想像の世界になる。それでも最後の一コマが輝くことでほっとするのである。
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2016年07月19日

アゲイン 28年目の甲子園 #2383

2015年/日本/120分

重松清原作。マスターズ甲子園ってあるの知らなかった。卒業してからもこういうつながりがあって羨ましい。ずっと見ながら高校の時クラブ活動の一つでもやっとけばよかったと後悔して見ていた。

物語は甲子園の県予選の決勝の前日に暴力事件を起こし出場辞退になったチーム、その張本人が震災でなくなり、娘がマスターズ甲子園に関わったところから始まる。そしてその事件の真相が解明される。一生消えないと思っていた傷が本当は誤解だったことを知り・・・。

野球のシーンは結構盛り込まれてるが、あっさりはしている。マスターズそのものがそれほどガチガチではなく楽しむことを目的としていることもあるが、少しゆるいほうが見てる方も気楽だな。
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楢山節考 #2382

1983年 日本 131分

姥捨て山にまつわる1957年の原作を今村昌平監督により二度目の映画化。

印象的なのは自然界の生き物の描写。人間なんて所詮動物でしか無いということか?確かに村の生活は基本自給自足で、原始的なものである。嫁を娶っていいのは長男のみ、どこかよその村から女がやってくるのを待っている。そっちのほうは結構奔放であちこちでやったりやられたり。やっぱり動物の暮らしのようだ。ただ、人間だけが迷信や言い伝えを信じ、婆様を捨てに行かねばならない。

生と死、性が直球でつきつけられる映画。
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2016年07月11日

グーグーだって猫である2(WOWOW連続ドラマ) #2381

2016年 WOWOW 全5回

続編。何気ない日常の話なんで、何話でも創れるな。主にアシスタントの黒木華、入れ替わりで入った前田敦子のエピソードを織り交ぜながら、十何年か連れ添ったグーグーが死んでまた別のネコと暮らすとこからはじまる。先生の家の2階に張り込む刑事イッセー尾形とか、担当のマリッジブルーとか、ほとんど町内から出たことのない先生が富士山まで行ったりとか、ま、文字で書いちゃうと1行で終わるんだけど、ほのぼのと展開していきます。宮沢りえもこういうのが似合う年代に・・。
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カンゾー先生 #2380

1998年 日本 129分

坂口安吾原作、今村昌平監督の映画。戦中に肝炎の研究に携わった一人の町医者の奮闘記。肝炎は不治の病とされていた時代に、今みたいな機材もなく顕微鏡一つで立ち向かった街の普通の開業医。「死」がテーマなので、重くなりがちなところを、笑いも含めた喜劇映画に仕上がった。医者が死を宣告したあと、死を整える職業?なんと表現するかわからないけど、確かに必要だったろう、と思える人や、研究のためにもうだめそうな人にお願いして肝臓を取らしてもらったり・・。そういう人たちのおかげで現在の医学の発展があるんだろう。今では考えられないけど。原作もこういうコメディ風なのかな?

若き日の麻生久美子が誰だかわからなかった〜
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2016年07月07日

続社長外遊記 #2379

1963年 日本 93分

2年前に見た前篇はhttp://eiganosekai.seesaa.net/article/407891228.html

引き続き舞台はハワイ。加東大輔のふんどしがなくなってそれが元でビジネスが上手くまとまったり、(ちなみに拾った人は柳家金語楼だそうです。)三木のり平が女装してフラダンス大会に優勝して、口を滑らせたオーディションに女の子が殺到したり、なんだかんだでうまくいっている。うまくいかないのはここでも社長の女関係のみ。日本料理店のマダム新珠三千代としけこもうとするも・・。この時代のハワイ、行ってみたい!

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2016年07月04日

さよなら渓谷 #2378

2013年 日本 117分 吉田修一

不幸になるために一緒にいる二人・・吉田修一原作のどことなく重いけど淡々と進行する映画。

最初の幼児殺人のモデル、どう見てもあの事件だよねえ。そっくりな人見つけてきたものだ。でもって、狂言か、犯人の恋人と指された主人公と、彼を追い詰める雑誌記者。次第に明らかになる主人公の過去。集団レイプ事件の被害者は今どこに??

雑誌記者の大森南朋(どちらかと言うとこっちが主役)とその妻鶴田真由の関係も含めて、どこかいびつな夫婦の関係の何組かの夫婦。罪とその罰は形を変えて・・愛へと・・。

これ、一人で見ただけではどう考えていいかわかんない。ネットでも見てみるか〜 真木よう子濡れ場もあって大きめの胸がちら見した。かわいー!
posted by 映画のせかいマスター at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする