2016年11月30日

夜の大捜査線 #2427

1967年 アメリカ 109分 アカデミー賞作品賞

 田舎町で起きた殺人事件。たまたまそこに居合わせた敏腕刑事は黒人であるばかりに差別的に逮捕される。なんとか疑いは晴らし、捜査に乗り出すが所長からは邪魔される。
この田舎の警察署が、いかにもって感じの事件もアオキない田舎のやる気ない感じ。誤認逮捕は当たり前、終いには署員である刑事まで逮捕しちゃう。そこ刑事も夜のパトロール時に女の部屋を覗いたり、傍から見たら問題なんだけど、別にそれでなにか悪いことが起きるわけでもなく、通常の日々が続いている。そこに来ての大事件、警察では全く歯がたたないのだが、誤認逮捕した刑事が鋭い目で操作を進めていく。最初は黒人と見下していた署長も次第に刑事のことを認めていくのである。

 事件もしょーもない犯人で終わり、対して内容は濃く無いんだけど、その分しっかり作っててアカデミー賞っぽい仕上がり。主人公が好評で続編やドラマ版も作られたらしい。
posted by 映画のせかいマスター at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | や行映画(9)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月29日

ヨコハマBJブルース #2426

1981年 日本 112分 松田優作

ブルースシンガーとしての松田優作の魅力が十分に発揮されている映画。松田優作が原案でロング・グッドバイを参考にしたらしいんだけども、全編に渡って音楽が流れて、本編とはまた別に楽しめる。
売れないシンガーで副業で探偵をやってて、この探偵ってのがまたその後の彼の俳優人生においても似合うんだけど、歌もうまいし、顔は長男ににてるかなー。
posted by 映画のせかいマスター at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | や行映画(9)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月28日

処刑遊戯 #2425

1979年 日本 101分

殺人遊戯から1年後という設定。ハードボイルド風で復活した第3弾。阿藤快とかコメディ要素がなく、優作も少しやられてるシーンも増えている。傷を追って歌手のりりぃ、(先日亡くなりましたねえ。晩年の演技派女優としてもよかったです。)とロマンスあり、のなかで殺し合い。時計屋の森下愛子がいい緩衝材となってる。殺人〜のインパクトが強かったので続けてみたら少し落ちたけど、良かったです。
posted by 映画のせかいマスター at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

殺人遊戯 #2424

1978年 日本 92分

最も危険な遊戯のヒットでシリーズ化された第2弾、だが、話のつながりはない。スナイパーの松田優作が見事な手際で組織をまるまる皆殺しにしていく。見事!松田優作というブランドが確立された感じの作品。これ以降どの映画に出てもこういう雰囲気でやっていれば十分面白いって思った。改めて名優とはこんなものだ。すげー!

それと大野雄二の音楽。バッチリハマっている。Youtube載せとこう



野生の証明の主題歌、ここでもかかってた
posted by 映画のせかいマスター at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

悶絶‼どんでん返し #2423

1977年 日本 73分

日活ロマンポルノ。なんかメチャクチャな展開。パワーあるなー神代辰巳監督。東大卒のエリートサラリーマンがキャバレー(暗転して本番あり!?)でホステスと意気投合しホステスの家に寄ったら、ヤクザがいて、一緒に飲んでるうちにオカマ掘られて、会社を放り出してホステスの家でオカマとして生きていく。一方ヤクザは女数人を美人局として雇っている。客が死んだら捨てに行き、ついには刑事を殺してしまう。

善悪がどうとかはあまり映画の中では触れられず、ロマンポルノらしく数分に一回は濡れ場あり、谷ナオミらあっという間に脱がされてく。いやーなんかすげーの見ちゃったなー(笑)
posted by 映画のせかいマスター at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月27日

とげ 小市民 倉永晴之の逆襲(ドラマ2016)#2422

2016 フジテレビ系 全8回

意外と面白かった。市役所の市民相談部に勤める主人公は、つつましく発泡酒くらいしか呑まない小市民。でも次から次へとストレスの掛かる事態に襲われる。適当にやり過ごせばいいものを、ついつい正義感をもって正面から立ち向かってしまったばかりに、事態はどんどん大きくなっていく。

仕事ができないイマドキ部下との葛藤とか、市民の苦情とか、はたまた賄賂ばかりの部署に飛ばされたり、ワンマン市長と対立したり、妻は当たり屋みたいなのに引っかかって子供も学校でいろいろ。。現代に生きているとどっからともなくやってくる試練の数々。

全8回だが、なかなか反発することなく、7回目の最後ではついに職場をやめてゴミあさりをするシーンで終わる。あと1回でどう逆転するのか、最後まで目が離せない。私役所に勤めている友達に勧めた(笑)
posted by 映画のせかいマスター at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 連続ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

クワイエットルームにようこそ #2421

2007年 日本 118分

松尾スズキ原作脚本監督作品。原作は芥川賞候補にもなった。精神病院のクワイエットルームで目が覚めた主人公内田有紀は、なぜ自分がそこにいるのかもわからないまま手足をつながれて理不尽な目にあっている。同居人の宮藤官九郎が訪れて段々と記憶を取り戻していくと・・・。

精神病院が舞台なので、キワドイ描写も多々あり、下手すれば物議を醸しそう。ただ舞台作家的には作りやすい?かと。ちょっとぶっ飛んだキャラの連発よりも、回想シーンのほうが落ち着いて見れる・・と思ったら、回想でもはちゃめちゃ。

内田有紀は、アイドルデビューの頃ファンだったんだけど、結婚離婚を経て現在が一番売れてるんじゃないかな。現在の姿を予想できてたかどうかわからんけど、やっぱり芸に磨きがかかってきてるのか、こういうぶっ飛びの役もこなしていた。
posted by 映画のせかいマスター at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

獄門島 #2420

2016年 NHKBS  横溝正史映画

BS制作のドラマ。CM入らないので一気に進んでBSだと映画っぽくていいなあ。で、長谷川博己の金田一シリーズ(になるかどうかわからないけど)第1弾としては、おなじみの獄門島。鐘の中から死体発見、鬼頭家の本家と分家争いという家系のドロドロ、横溝テイストをしっかり周到した作品。

長谷川博己は謎解きの部分でこれまでとは違う金田一像をやっててちょっと狂った感じが大げさだったけど、これで行くのかな。
posted by 映画のせかいマスター at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

卍 #2419

1964年 日本 90分

谷崎潤一郎の原作を、若尾文子、岸田今日子のW主演かつ監督:増村保造、脚本:新藤兼人って言う豪華メンバーで映画化。レズピアンになってしまった妻二人に一方の旦那も絡んできて、レズの愛を守るため、最後は死んでしまおう、っていう話になる。んだけど、そこに至るまでの経緯がすげー官能的。お互いの旦那がそりゃもう性欲のすべてを吐き出してきていろんなことが絡んでくる。現代人より想像力豊かやな。

AV見慣れた?現代人には刺激が少ない?ようにも見えるけど、逆にキワドくてセクシー感満載。当時としてはかなり画期的だったのでは??
posted by 映画のせかいマスター at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

at home アットホーム #2418

2015年 日本 

本多孝好の短編小説が原作。泥棒と詐欺師の夫婦、子供もそれぞれなんか悪い事してそうな一家。そこにはそれぞれの事情があった。妻の詐欺が相手にバレて囚われてしまい、家族で助けに行ったところから、過去へのフラッシュバックが始まる。家庭内暴力、ネグレクト、それぞれ悲惨な人生を歩んでいたのが一同に集まってくる。そのためか家庭内は明るい。犯罪の話を明るく食卓でやってる。普通の家庭の不幸せと泥棒家庭の幸福、結局何が幸せなのか、問われることになる。

ウーマンラッシュアワーの俳優もなかなかでした。
posted by 映画のせかいマスター at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | あ行の映画(43)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

臨場(横山秀夫ドラマ2009)#2417

2009年 テレビ朝日 全10回

原作ベースのオリジナルも含めて全10回、原作読んでないけど、内野聖陽のキャラは横山秀夫の作品にあまり出てきそうにないけどなあ(笑)前のボタンも留めずに野菜食べながら登場して、死体を見てなんでもわかっちゃう検屍官。釣り堀で釣り針垂らしながら休憩?してて多分主役の俳優に合わせたキャラかと^^;

主人公の奥さんが17年前に銃で殺されてそのままお蔵入りになった事件の解決編(最終回)をはじめ、10回のうち警察関係者が被害にあったり、プライベートな問題に絡んできたりする話も多々あった。記者クラブの上司が犯人の回もあって、早々関係者が犯罪に絡むかなあ、なんて思わなくもないけど、短期決戦でキャラ付けするのも大変だろうからこんなもんか。

検屍官にスポットが当たるドラマはあまりないので、面白かった、続編映画版も作られた
posted by 映画のせかいマスター at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 連続ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

MW-ムウ- #2416

2009年 日本 129分

原作は手塚治虫の全3巻のマンガ。2時間にギュッと詰め込んだ映画、内容も衝撃的で最初から飛ばしまくりで面白かった。山田孝之目的で一緒に見た娘が手塚治虫って凄い!と感動していたw 2009年公開なので現代のテロとか反映されてるけど、原作は30年以上前だからね。一度読んでみたいな。

映画は原作と変えてる部分も多いので原作ファンは不満みたいだ。タイトルのMWにも幾つかの解釈があるようで、本格的に長いドラマにしても面白そう。

映画では玉木宏のハチャメチャぶりが光り、山田孝之食われてたなあ
posted by 映画のせかいマスター at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月02日

ホテル・ニューハンプシャー #2415

1984年 アメリカ 104分

ジョン・アーヴィングの原作をジョディ・フォスター、ロブ・ロウ主演で映画化した作品。ホテル経営を夢見た家族の物語で国を変えて3つのホテル(ホテル・ニューハンプシャー)を経営するのだが、そのそれぞれを舞台に家族の死や成長を描く。

この頃の世相なのかもしれないが、レイプ、ゲイ、近親相姦、娼婦、過激派テロ、なんだか何でもありのハチャメチャな話にも見えなくはない。出て来る俳優さんたちの爽やかな姿にかき消されてて文学的な部分も多いし、いろいろ登場人物の真理を分析するようなWebサイトもたくさんあるので、細かい解説は参照いただきたい。

なにげに性に奔放なのでちょっと恥ずかしかったかなーw
posted by 映画のせかいマスター at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リアル鬼ごっこ(2015年版)#2414

2015年 日本 85分 園子温

園子温監督が山田悠介原作の人気小説を「もとに」完全オリジナルストーリーで作り直した映画。過去映画化された一連の作品とは全く関係ない。タイトルも変えたら良かったのにと思うくらい。ヘンテコな鬼も出てこないし、何かから逃げるというのがにてる程度。

がしかし、そのパワーは凄い。最初のトリンドル玲奈のバスのシーンからぶっちぎりの惨殺シーン暴力シーンの連続。もともと主人公そのものが一体私は誰ココハドコ的な謎を秘めたまま進むのだが、途中から主人公が入れ替わり篠田麻里子、真野恵里菜変と進んでいき、トリンドル玲奈に戻ってくる。

謎解きの正解を求めるというより、ただひたすらハチャメチャな世界を追求して見たほうが良い。タイトルから見ようと思った人、正統派を求めてた人からは酷評されるかもしれないが、園子温らしいいい映画だった!
posted by 映画のせかいマスター at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ら行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

きみはいい子 #2413

2015年 日本 121分

中脇初枝による小説を呉美保監督が映画化。幾つかのエピソードが代わる代わる進んでいくのがうまいなーと思っていたが、連作短編の映画化だった。小学校を舞台にしたら一人強烈な悪い子がいて、その子を軸に進んだりするのが多いけど、今回のは一つの事項にあまり深入りせず、出てきた問題はみんながどこかで持っている問題として描かれているのか?そこは見てる側が判断するとして、小学校は学級崩壊してるし、いじめとか家庭内虐待とか大変な問題を2年目の若手教師高良健吾が熱演。

自分の子供を虐待してしまう尾野真千子が講演で池脇千鶴に出会い、自分のことを受け止めてくれるエピソード、認知症高齢者が知的障害の子供が挨拶してくれるのを楽しみに生きている話、どれもサラリと心に刺さる。

もともとは2010年の大阪2幼児置き去り死事件をきっかけに執筆された児童虐待をテーマとした作品らしいが、現代の社会問題をうまく扱っていていい映画だと思った。子役が光ってるねー
posted by 映画のせかいマスター at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする