2016年11月01日

きみはいい子 #2413

2015年 日本 121分

中脇初枝による小説を呉美保監督が映画化。幾つかのエピソードが代わる代わる進んでいくのがうまいなーと思っていたが、連作短編の映画化だった。小学校を舞台にしたら一人強烈な悪い子がいて、その子を軸に進んだりするのが多いけど、今回のは一つの事項にあまり深入りせず、出てきた問題はみんながどこかで持っている問題として描かれているのか?そこは見てる側が判断するとして、小学校は学級崩壊してるし、いじめとか家庭内虐待とか大変な問題を2年目の若手教師高良健吾が熱演。

自分の子供を虐待してしまう尾野真千子が講演で池脇千鶴に出会い、自分のことを受け止めてくれるエピソード、認知症高齢者が知的障害の子供が挨拶してくれるのを楽しみに生きている話、どれもサラリと心に刺さる。

もともとは2010年の大阪2幼児置き去り死事件をきっかけに執筆された児童虐待をテーマとした作品らしいが、現代の社会問題をうまく扱っていていい映画だと思った。子役が光ってるねー
posted by 映画のせかいマスター at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする