NHKBSプレミアムドラマ 全7話 2016年 湊かなえ
脱サラして登山ガイドになった主人公(工藤夕貴)がさまざまな登山客のそれぞれが持つ悩みが山で晴れていくのを立ち会いながら、自らの人生にも立ち向かっていく。
最初何人かの登山客が交錯する群像劇を楽しんでみてたんだけど、回想で出てくる萩原聖人とどういう別れ方をしたのか、もしかして山で死別?とか思いながら最終話までその後どうなってるのか明かされずに過ぎていく。
2話ずつ短編が解決していって、最後に主人公の問題も解決する、意外な形で発見することになって。
工藤夕貴、農業アイドル?で雑誌上で活躍してたけど、さすが俳優もうまくこなしている。40代の登山ガイドを自然な形で演じてる。すげーな。
2016年12月20日
スクラップ・アンド・ビルド(ドラマ2016)#2436
2016年 NHK
羽田圭介の芥川賞受賞小説が原作。28歳の無職の青年が就職試験に落ちて辛い人生ではあるが、明るく生きようとしている。87歳の祖父を介護しながら、もう死にたいと嘆く祖父に尊厳ある死を迎えさせようとしている。
この祖父と孫の関係はなかなか表現するのが難しいだろう。祖父に自分を映し出して結局自分が助けられていた、という体験、本人同士じゃないとなかなか味わえない気持ち。
女子ボクサー発したスクラップ・アンド・ビルドと言う言葉を胸に現代社会を生き抜く、本当はスクラップ・アンド・ビルドなんてできないのに・・。でも、やれる、やろう、と思ったドラマ
羽田圭介の芥川賞受賞小説が原作。28歳の無職の青年が就職試験に落ちて辛い人生ではあるが、明るく生きようとしている。87歳の祖父を介護しながら、もう死にたいと嘆く祖父に尊厳ある死を迎えさせようとしている。
この祖父と孫の関係はなかなか表現するのが難しいだろう。祖父に自分を映し出して結局自分が助けられていた、という体験、本人同士じゃないとなかなか味わえない気持ち。
女子ボクサー発したスクラップ・アンド・ビルドと言う言葉を胸に現代社会を生き抜く、本当はスクラップ・アンド・ビルドなんてできないのに・・。でも、やれる、やろう、と思ったドラマ