2019年01月18日

怒り #2645

2016年 日本 142分

夫婦殺人事件の犯人が整形して逃げている。警察はTVを使った公開捜査に踏み切る。時を同じくして3箇所で犯人らしき男の物語が始まる。
豪華キャストで送る吉田修一原作の問題作の映像化。3箇所のうち誰が犯人なのか、どれも怪しい描かれ方をする。それでいて、3人それぞれを信頼する人物が現れる。

借金取りから逃げてきたという松山ケンイチには、少し変わった娘宮崎あおいとその父渡辺謙。ゲイの綾野剛にはカップルになった妻夫木聡。島で孤独に暮らす森山未來には引っ越してきた広瀬すず。それぞれのペアを結ぶ役で池脇千鶴、高畑充希、もうひとりは新人の佐久本宝がいい味を出している。

落ち着いた人間関係を結びつつじわじわと進行するのだけれど、犯人は狂気の中にいて最後は炸裂してしまう。そこでようやく誰が犯人だったかわかるのだが、この三者三様の人間関係の妙が凄い。
posted by 映画のせかいマスター at 10:36| Comment(0) | あ行の映画(43)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする