2020年06月11日

悪魔のようなあいつ(連続ドラマ1975)#2730

1975年 TBS 全17回


放送された年の年末に時効を迎える三億円事件の犯人を主人公として、毎回時効まであと1○○日で終わるドラマ。放送される間に犯人逮捕!とかなったら、ドッチラケなんだけど、それも叶わず時効に。まだ解決してないリアルな事件をモチーフに、ドラマがあるってそれだけ日本中が注目してた事件だ。今でもまだモデルの作品が作られるくらいだから。原作漫画は阿久悠と上村一夫でドラマと同時進行で同時に終わるみたいだったけど、ドラマのほうが暴走し始めて、途中から原作と違ってるらしい。

最初から犯人は主人公の沢田研二っていうところから始まり、刑事の若山富三郎がおおかた検討をつけてて追ってく構図から始まる。最初はなかなか進まない感じでショー歌手で女衒として何人かの女と浮世を流してて誰が誰だかわかんなくて戸惑うんだけど、だんだん面白くなってくる。序盤の見せ場はショーパブで歌う「時の過ぎゆくままに」もうすでに伝説のヒット曲の予感!

久世光彦がテレビドラマの限界に挑戦した?と言われる映像は、ヌードあり、殺傷シーンあり。ホモ、売春、、そのためか再放送はされてない!が、パラビで放映されてたのを見れた〜〜
途中から当時の世相を映す新聞映像や、ピンキラ(ピンキーとキラーズ)デビューとか、当時のヒット曲をBGMに出てくる。三億円事件の再現シーンもふんだんに登場。

ここまでの人間関係。かつて自動車修理工場で働いていた主人公は、そこの奥さん(痴人の愛のナオミ役の安田道代)とその後も関係を持っている。社長の旦那は賭博でボロボロ、オカマのヤクザ、伊東四朗から借金している(まさか45年後、主人公よりこの端役のおじさんがTVに出まくってるとはね^^;)当初物語を引っ張ってた若山富三郎は、時効前の事件を追い過ぎ!ってことで左遷させられる。んだけどもしぶとく追い回す。ショーパブマスターの藤竜也は主人公を愛してて、伊東四朗を始末する。看護婦の篠ひろ子はずっとナース姿で、見えないけど裸のシーンばっかり。本当はお金を見つけて主人公に色仕掛けで誤魔化されるだけなんだけど、本気になってしまう純な役。

妹の足の手術でナンバーを控えられた金を使うんじゃないかと、逮捕!が前半のヤマかと思ったら、ここでも藤竜也に助けられ、なんと隠していた3億円が消失!盗ったのは誰だ!ってところで折り返し。

後半はついに若山富三郎に現金がバレて逃走生活に入り、細川俊之と長谷直美兄弟と出会う。持病のGLIOBLASTOMA(神経膠芽腫)の末期症状?で記憶喪失に!記憶喪失の人とか見たことないんだけど、この時期ドラマとかでよく記憶喪失になってるw 金の在り処も二転三転し、関わりのあった女はどんどん不幸なことになっていく。そして最後は若山を残してみんな死んでいく・・・・!すげーパワーのあるドラマだった。こんなんお茶の間でやってたのか〜〜w



posted by 映画のせかいマスター at 07:14| Comment(0) | 連続ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする