1979年 日本 104分
サンフランシスコで事件に巻き込まれる寅の夢からスタート。満男が英語の塾に行ってて、帰ってきた寅さんをタイガーと呼ぶ。「おじさん」のことを英語でタイガーと呼ぶと勘違いした寅さんは一杯食らわされたことに気付く。確か4作目ではワゴンタイガーという馬の馬券を買っていたはずだけど・・。そこへ虎が脱走したニュースが出ている新聞を持って社長登場!虎&寅でひと悶着あって旅へ出る。
寅さんがいなくなった後のとらやに珍客。アメリカ人の行商人(ハーブ・エデルマン)、いわば米版寅さんである。泊まる所がないのを不憫に思った面々は2階に泊めてあげることに。しかしそこへ寅さん帰宅。アメリカ人なんて大嫌いだと一席ぶっているところを鉢合わせしてしまう。
さて、今回のマドンナは香川京子と林寛子。満男の英語の先生。林寛子は若くて元気でイイ感じ。今では大御所キャラだけど・・。寅さんが恋するのは母親の香川京子、母子パターンが増えてきた。しかも今回はふられ方も唐突で、逆にスカッと笑えるんだけど、どちらかというと青い目の寅さんに話をもって行かれた感じ。
劇中、日本人とアメリカ人の違いは、っていう話が出てくるんだけど、最後はその通り二者二様のふられ方をする。また年賀状のオチも効いていて、英語で今はただ反省の日々を〜っていうのは笑った。いつもの劇団の蝶々夫人を見て感激するシーンまである。
桜井センリや犬塚弘と、寅さんシリーズにちょくちょく出てくるクレイジーメンバー。クレイジー映画よりも良い味出しているような・・。
2006年02月01日
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