2006年05月13日

新仁義なき戦い 組長最後の日 #539

1976年 日本 91分

シリーズ通算第8作。日本最強の関西の暴力団・坂本組と九州の岩木組の後継者とされる若者頭の野崎修一の争いを描く。だんだんと抗争が激化していく様子が過激になるばかりの殺し合いとともに展開される。どこかでミスったためにさらに激しい抗争になったり、止めをさせなかったために話が大きくなったり、という歴史のあやをよく表している。銃で撃たれて焼却炉に放り込まれたり、ダンプで轢いたり、前作と続けて見たのでいい加減食傷気味になってしまった。

主人公の野崎はもちろん菅原文太。一歩も引かない執念深い男としてシリーズの中でも凶暴度が高い。話し合いで手打ちにしようとする親方衆を横目に復讐の限りを尽くそうとする。この作品を見たら他のシリーズでの菅原文太がおとなしく見えてしまう。

小沢栄太郎、藤岡琢也らが組長役で出てくるが、やや今までと比べると俳優陣が小ぶりなのでいささか物足りない。ストーリーは壮大になってきているだけに残念。
深作欣二

posted by 映画のせかいマスター at 05:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 仁義なき戦い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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