2006年05月28日

ゴッドファーザー #551

1972年 アメリカ 175分 アカデミー賞作品賞

第二次世界大戦後のニューヨーク。冒頭は娘の結婚式である。天気の良い日の野外パーティーであるにも関わらずなんだか暗い感じがしてしまうのは、時折映し出されるゴッドファーザーへの相談事である。娘の復讐に相手を殺して欲しいと頼むが、ゴッドファーザーは断る。次々に映画の出演をしたいだとかの相談を持ってやってくる人びと。パーティーの音がやや抑えられているのも演出の一つだろう。

そして物語が動くのは麻薬の売人ソロッツォとの会談である。話が不成立に終わると、ゴッドファーザーを銃撃するのである。結果的に命は助かるのだが、このいきなりの展開にはびっくりした。3人の兄弟が復讐に動き始めるのである。

ここで家族の構成を整理しておく。
長男はソニー(ジェームズ・カーン)。ロバートデニーロかと思ったら違った。
次男フレド(ジョン・カザーレ)
養子のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)はファミリーの顧問弁護士
三男マイケル(アル・パシーノ)は大学出で堅気の仕事をしている。

タッタリア一家との抗争が激化した引き金を引くのはなんと三男マイケル。レストランでの銃撃シーンは手に汗握る間(ま)だった。これが、マイケルが父の後を継ぐことになる決定的瞬間になる。

マリオ・プーゾの原作小説「マフィア」は評判が高くベストセラーだったが、Fコッポラ監督もまだ無名、アル・パチーノも新人で、この映画がきっかけでスターダムにのし上がることになる。現代の展開の速いアクションだったら、この3時間も30分くらいで作っちゃうのかもしれないが、3時間じっくり楽しめるのは、やっぱり脚本の良さだと思う。

この作品に続き続編もアカデミー作品賞を受賞。この映画だけで完成度が高いのだが、どうしても続きがあることを知っているので、「その1」として見てしまうのが贅沢な悩みである。

マイケルが逃亡した島でいきなり一目惚れして結婚するエピソードなんかは唐突な感じで、おそらくなんらかの理由が隠されているんじゃないかと訝ってしまう。何度か見ていたらその都度発見があるのだろう。

当然3作目まで見る予定だが、前回「仁義なき戦い」3連続で懲りたので時間をおきます^^;

ゴッドファーザーシリーズ
ゴッドファーザー #551
ゴッドファーザーPART2 #561
ゴッドファーザーPART III #658

posted by 映画のせかいマスター at 20:14| Comment(0) | TrackBack(3) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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