2009年 日本 139分
織田信長が安土桃山城を作る際に、田舎大工の岡部又右衛門(西田敏行)に「天高くそびえ立つ、天下一の城を作れ」と5重の城を命じ、一つ一つ難関をクリアしながら貫いていく姿を描く。変な交渉術とかではなく、ただ思いだけで、達成していく骨太の姿に感動させられる。それぞれの立場で、みんながプロフェッショナルだ。同じ目標に向かって同じように動いていく姿は古き日本の良いところだと思う。近代化で起きる多様化はまだ克服していない大きな変化だと言えるのでは?
これだけの苦労をして築城した安土城も数年で焼失してしまうのは皮肉な歴史だ。史実とどこまで近いのかはわからないが、逆にロマンを掻き立てられて作られた脚本なんでしょうね。
2011年03月29日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック