1983年 日本/イギリス 123分
まだビートたけしが北野武じゃなかった頃、その怪演はやっぱり只者じゃなかったことを証明してる。大島渚監督はよく発掘したものだ。デビットボウイは「変な顔だけど目がきれい」と台詞で言ってるけど、そうかもしんない。この映画の主役はヨノイ大尉(坂本竜一)やセリアズ少佐ではなく、ハラ軍曹じゃなかったかと。
話は1942年のジャワ奥地の捕虜収容所。戦場にかける橋 #236と近い感じかな。極限状態にあるのはこっちの方で、捕虜の英国兵の方が冷静だったりする。挿入されるセリアズの弟のエピソードや、ヨノイ大尉の心情などわかりにくい点共感しにくい点もあるが、それがまた戦争の怖さなのかもしれない。
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戦場にかける橋 #236
2006年07月18日
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戦場のメリークリスマス
Excerpt: トリノオリンピック出場が決まったフィギュアの安藤美姫が ショートプログラムで、この映画のサントラを使っていました。 坂本龍一作曲の素晴らしい楽曲です。 彼女はこの映画を見て、あの曲を選んだのかなぁ。 ..
Weblog: まるっと映画話
Tracked: 2006-07-18 08:53
生きてるのか死んでるのかわからなかったり。
でも、戦場ってきっと普通の状況じゃないんだろうなぁって思いました。