2006年08月10日

担え銃 #610

1918年 アメリカ 25分

チャップリン映画に戦争モノが多いのは、時代が時代なだけに仕方がないが、この映画は第1次世界大戦最後の年に作られている。さすがに真っ最中に茶化すような映画を作るのは大変だったんじゃなかろうかと邪推。

全体としても短編だが、中身も細かく区切られていて、訓練→最前線へ→逃げ遅れた少女を救出とテンポ良く進んでいく。

なかでも笑えたのは、木人拳?ごとく、木に扮して敵をノックアウトするところ。木を切ろうと斧を持ってくる敵陣営を次々なぎ倒すパントマイム風の動きに見ているこっちも笑いでKOされちゃった。

あと防空壕の中の生活。隣の兵隊にいじわるするところ。そもそも洪水で体中水に浸かっても平気で寝てる兵隊に水を掛けたり、火を点けたり、とやりたい放題。

それから空爆で壁が無くなった家のドアの鍵を閉めて浸入!して寝てしまい、少女に介護される途中で目が覚めたのに寝たフリ・・とかね。少女はもちろん エドナ・パーヴィアンス。

それと、最後に再会する兵隊が チャップリンの義兄弟シド・チャップリン(だと思う)。

posted by 映画のせかいマスター at 07:21| Comment(6) | TrackBack(2) | チャップリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
およそ90年前の映画なのに、木に化けるなんて発想が既にあったんですねぇ。

塹壕の中でひょいと腕を伸ばして敵の銃弾でタバコに火をつけるなんてシーンも面白かった。
初めの方の訓練のシーンで、銃を下に降ろす時に隣の兵隊の足の上に落とすというギャグは「独裁者」にも出てきましたね。
Posted by 十瑠 at 2006年08月10日 07:41
十瑠さん、コメント早っ!ありがとうございます。

木に化けるのはロードオブザリングの「木の髭」にも影響を与えてそうですね。違うか。訓練シーンは渥美清の「拝啓天皇陛下様」にも似たようなギャグが出てきました。ほんと、時代を感じさせない作品です。
Posted by 映画のせかいマスター at 2006年08月10日 07:57
木に化けるシーンはおもしろかったですね。
バッタバッタと敵さんが倒れるので、痛快でした!
Posted by 奈緒子と次郎 at 2006年08月10日 09:08
斧でやられそうな時はちょっとドキドキしましたね。
あの倒れっぷりはコントっぽくて王道ですねー。
Posted by 映画のせかいマスター at 2006年08月10日 14:43
<「木の髭」にも影響
そうだったんですかー!あの馬鹿馬鹿しい作戦には大笑いでした。戦争といってもなんかホノボノとしていて緊張感がないのがイイです。でも戦争の馬鹿馬鹿しさはしっかり伝わってくるからさすがチャップリンですねー。
Posted by ぶーすか at 2007年01月24日 19:29
<「木の髭」にも影響
あ、これは私の勝手な想像ですよ、多分違います。^^
戦争の真っ最中に戦争のバカバカしさを描くというのは物凄い離れ技ですね
Posted by 映画のせかいマスター at 2007年01月24日 20:47
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

担え銃
Excerpt: チャップリンの動きは相変わらずコミカルなんだけど、 サイレントだし、戦争物だしで、 ちょっと話がわかりにくくて笑えないところがありました。 それでも、部屋が水浸しになってしまうシーンが 一番笑えまし..
Weblog: まるっと映画話
Tracked: 2006-08-10 09:07

「キッド」「チャップリンの担へ銃」
Excerpt: ●キッド ★★★★ 【NHKBS】チャップリン特集第4弾。ジョン坊やを演じたジャック・クーガン少年が超可愛い!!浮浪者チャーリーがひょんな事から赤ん坊を拾って育てるが…。ラストはあまりにもアッサリだ..
Weblog: ぶーすかヘッドルーム・ブログ版
Tracked: 2007-01-24 19:26