2011年08月31日

からみ合い #1430

1962年 日本 108分

人間の條件の小林正樹監督が送る今風に言えばクライムサスペンス。よくありがちな設定だけど、よく練られてて面白かった。古い映画なんでストーリーを覚書しておく。ネタバレ失礼!

大企業の社長山村聡は自分が癌であることを知り、3人の隠し子に後を継いで欲しいと考える。本妻とは仲が悪く、遺産を継がせたくないのだ。しかしこの3人が曲者ばかり。そこに遺産を狙う男女が絡んでくる。

一人目の男川津祐介は札付きの不良。探しに行く社長秘書岸恵子に恋をして結婚を申し込むが、自分が社長の息子であることは知らない。二人目の女にはヌードモデルの異父姉妹がいる。この妹に目をつけたのが顧問弁護士宮口精二の部下、仲代達矢。なんと姉の殺害そして身代わりを提案する。三人目はすでに死亡。しかし、本妻と秘書の千秋実ができてて、こどもがいるのだが、その子を身代わりにしようとする。

結局本妻が欲張り過ぎて、千秋実・仲代達矢に裏から手を回そうとするのが余計なんだけど、黙ってりゃ1/3は入ってくるわけだし、そこは本妻の意地とでもいうんだろう。

遺言書を立ち会いのもと作成しようとしたその瞬間、いろんなことがバレていく。川津祐介には千秋実が仕掛けた罠であえなく撃沈、殺人もバレて仲代もろとも退場。残った子供が実の子でないことを知る宮口精二が動こうとするが・・・。

さて、ここまでほとんど本文に書かなかったけど、この作品の主役は社長秘書の岸恵子だ。この状況の中、彼女が遺産を独り占めにするのだが、その手口が前半の真面目そうな彼女からは想像もつかない。岸恵子のキャラとも違うめずらしい一面だった。

posted by 映画のせかいマスター at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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