宮部みゆき
原作通り1992年に起きた事件として映像化。大阪球場が住宅展示場だった頃も再現されている。公衆電話にテレクラのチラシとか、20年前っぽい雰囲気の建物とか・・。
カード破産がテーマの社会問題も扱っているが、そこは今回は最初にクローズアップされた程度で、下着製造会社のアンケート調査を使って身寄りのない女性をピックアップし、すり替わりに利用するというトリックが主である。
最初の1時間くらいはなんの手がかりもなく、銃で打たれてリハビリ中の刑事上川隆也が足を引きずりながら、ひたすら探す展開。藤真利子がアパートのおばちゃん役で出てた。残した荷物や写真から本人に迫るまで、地道な捜査がドラマ性があってよかった。台詞回しがなんか芝居かかってた気もするけど。
2011年11月06日
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