2011年 TV東京系
これも未読。面白かった。主人公が厚労省の女性局長という最近の男女共同参画っぽい設定で、旦那がかつて1本だけ賞を獲った売れない小説家。すべて主人公が面倒みてきたのに、実は旦那が浮気している形跡がある。しかも心筋梗塞で死んだ後に、それに気づく。
死因は間違いなく病死なのに、わずかな疑いから浮気を突き止める。女の情念は怖いね。もうどうでもいいやとか思わないのかな。今までのすべてが無駄だったと考えた主人公名取裕子が、酒井美紀に迫る。
トリックづくりに協力した大杉漣が、引っ掻き回す役で、良い感じだった。松本清張はドラマの題材としても、下世話的な面白さがありますね。
2011年11月17日
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