短編集「黒の様式」収録(光文社文庫)の短編。戦後のエピソードが多いためか、事件から37年経って主人公の役所広司が当時を思い出す形式になっている。止利様式の仏像が持つ「古拙の笑い」を題材にしているあたり、流石清張!というところだけど、全くそっち系は疎くてコメント不能(笑)死んだ顔が微笑しているようだと、笑気ガスも一緒に吸わせてるのは実際にそういうことが起きるかどうかちょっとだけ興味を持った。
しかし、美術館で顔の彫刻見て、この顔と同じ顔の人が殺人事件に巻き込まれてるなんて、スゴイ想像力だ(笑)
2011年12月12日
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