2006年09月26日

弱者の世界(男はつらいよ雑談6)

シリーズには華やかなマドンナや豪快な人びとが出てくるが、実はそのほとんどが社会的な弱者であることが多い。マドンナにしてみても、夢を追いかけて貧乏な暮らしをしているリリー(浅丘ルリ子)やナナコ(木の実ナナ)。騙されてお金を取られ、取り戻そうとしている牡丹(大地喜和子)など、幸薄い子が多い。病弱であったり、障害を持っていたり、地方から出てきて身寄りが無かったり・・。

チョイ役で出てくる女性もやっぱり不幸で、第14作目の春川ますみさんや第6作目の宮本信子さんなど女で一つで子を育ててたりすることが多い。タバコぷかぷかのホステス風の女性もちょくちょく登場する。

彼女らがふっと心の安らぎを感じるのが、とらやの一家団欒である。とらやの面々が優しく接すること、お互いに冗談を交し合う夕食の場に参加することで、生まれて初めてと言ってもいいような家族の温かさを知るのである。その意味で、とらやの食事のシーンは重要な意味を持っていることが多い。おばちゃんの料理も意外と?凝ったつくりだったりするんで要注意。
ラベル:男はつらいよ
posted by 映画のせかいマスター at 06:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 男はつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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