2011年 日本 110分
川の底からこんにちはの石井裕也監督作品。名脇役の光石研が33年ぶりの主役登場。
光石研さんは北九州市黒崎出身なんで、この映画は黒崎の街でイベント上映されてました。映画を見てバーで飲む的なイベントだったような・・。参加したかったんだけども残念ながらDVDにて鑑賞。
あとにも戻れない先にも進めない50歳の主人公が、進学で東京に息子と娘を出す男親の哀愁を描いてます。妻には先立たれ、安月給で胃がんで死を覚悟してたらただの胃潰瘍。死ぬこともできないのか、と旧友と居酒屋で言い合う毎日。
この中学からの親友(田口トモロヲ)とのシーンが面白いです。何もないけど、ダンディでありたい。小道具の帽子を取り上げて、瓶ビールで思わず涙。似たような気持ちになったことがなかったら、なんで泣いてるのかわかんないと思います。
私もこんな感じになっていくのか、たくさんの不安とちょっとの期待が・・・。
2012年03月17日
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