2006年11月07日

日本の一番長い日 #672

1967年 日本 157分

岡本喜八監督。日本敗戦の日、その一日をじっくりと追うドラマ。なんと言っても広島への原爆や、その日に至るまでをコンパクトにではあるが(この辺ももう少し見たかった)映しているので、オープニングのタイトルが出るまでに20分かかる。

で、ポツダム宣言を受け入れる(=敗戦を認める)、それを国民に知らせなければならない、ってことでいろいろと各々の思いが錯綜した様子がわかる。志村喬、総理の笠智衆、と説得力のあるキャスティングで、天皇陛下のご決断が勇気のいることであるが、大事なことだったとして描かれる前半。そして長い一日はそれだけでは終わらず、矛先の収めどころを失った兵隊たちが蜂起する。

226事件で起きたことは知っていたけれど、終戦の日にも似たようなことがあったとは知らなかった。伝え聞くのは前半部のことだけだった。

今の政府にハラキリを行えるような政治家がいるだろうか?憲法第9条が話題になっているが、すぐに戦争と結び付けて考えるのはよくないのかもしれないが、戦争が起きるともう一回この長い1日を繰り返さないといけないということだ。
ラベル:岡本喜八
posted by 映画のせかいマスター at 07:19| Comment(2) | TrackBack(0) | な行映画(8)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBありがとうございます。

私もこの映画で日本敗戦の日の実情を知りました。
昔は毎年テレビで放映されていたそうです。

日本のお葬式という台詞も印象に残りました。
Posted by bob at 2006年12月12日 21:49
bobさん、コメントありがとうございます。
>昔は毎年テレビで放映されていたそうです。

そうだったんですか。確かに重要ですよね。最近はこういうことはあまり伝わってないような気がしますね。

ではでは今後ともよろしくお願いします。
Posted by 映画のせかいマスター at 2006年12月13日 08:53
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