2006年11月22日

男はつらいよ 柴又より愛をこめて #681

1985年 日本 106分

日本人初の宇宙飛行士に選ばれた車寅次郎、出発間際になって仮病で逃げようとする・・・。という夢からスタート。駅で起きたら田舎の中学生役で松居直美が出てる。なんか急に最近の作品になったような印象。きわめて個人的な話だけど。

で、とらやではタコ社長がテレビ出演。とらや面々はあまり気にしていないようで、何かと思ったら尋ね人のコーナーで失踪したあけみを探してる。涙で帰りを請うが、こりゃ逆効果だな、とみんな。呆れたあけみも電話する。そこへ寅さん帰宅。あけみを探しに下田へ向かう。

全編を通じて景色が綺麗。カメラ割りもいいし、田舎の街角の風景も心温まる。あけみの泊まった下田の温泉旅館も、さくらの名前で働こうとしたスナックも雰囲気でてる。そして式根島の海。地元の人だけの隠れ名所的な場所も、寅さんは美人の先生と、あけみは島の青年と、別々に連れて行ってもらうのだが、これがまた綺麗!美保純さんの寅さんシリーズ最初で最後のヌードシーンもちらっと写るんだけど、大自然の中で健康的です。

で、女版寅さんとも言えるあけみの放浪の旅は、下田から式根島へ、島の青年と恋に落ちそうになるんだけど、これまでのような寅さんが若いカップルを見守るというのではなく、自分も島の先生と恋に落ちてあけみの存在すら忘れちゃう、っていうパターン。互角の存在なところが面白い。あけみの相手は田中隆三。田中裕子の弟。マドンナは2回目の栗原小巻。24の瞳になぞられた島の美人の先生役で、島から帰った寅さんにお約束の禁句ネタ。「島」「海」「美人の先生」ってところがおかしかった。満男が読書してる本が「二十四の瞳」だったりして・・。

ラストの失恋へ繋がる川谷拓三の挿話は、なんか唐突な感じもしなくは無いが、まあ現実ってこんな感じなのかな、なんて思ったりもする。とフォロー^^;

やっぱり寅さんにはロケが良く似合う。

posted by 映画のせかいマスター at 07:33| Comment(2) | TrackBack(3) | 男はつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エロ・スパム・ブログがはいているのにどうして入らないのでしょう?

私は寧ろ「幸福の青い鳥」よりこちらの手が込んでいて楽しめましたね。第30作以降で40作までで一番買っているのは「夜霧にむせぶ寅次郎」です。とにかく主題の展開が上手く、名場面が多かったです。
Posted by オカピー at 2006年11月24日 15:01
ほんとだ、エロが入ってる。・・・ってちゃんと管理しないといけませんねえ、失礼しました。反映は遅いようですが、承認非承認の設定は特にしていません。

夜霧にむせぶ〜は霧の使い方が良かったですね。BS2の山本晋也監督の解説に聞き惚れました。この作品は文中にも書きましたが、風景の綺麗さが良かったです。冒頭の歌のところから紅葉の中を列車が・・・ってところもお気に入りで〜す!
Posted by 映画のせかいマスター at 2006年11月24日 15:19
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Tracked: 2006-11-22 08:02

映画評「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」
Excerpt: ☆☆☆★(7点/10点満点中) 1985年日本映画 監督・山田洋次 ネタバレあり
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Tracked: 2006-11-24 14:52

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