2012年09月14日

影の地帯(松本清張ドラマ1993) #1666

1993年 火曜サスペンス劇場

 カメラマンの田代(古谷一行)は取材中、湖に木箱を不法投棄する姿にシャッターを切る。後日友人のエッセイスト(矢崎滋)に勧められて土地を見に行った際に、そこでも似たような木箱を処分する奴らを発見。田代には別れた妻(増田恵子)がいたのだが、スナックで働いている元妻にたまたま再会、その後も行く先々で別れた妻と出くわす。原作では独身の設定なので、ドラマでいじくったんだろうけど、さすがにこういう偶然は、そんな訳ないだろ、とツッコミを入れずにいられないが、前半戦、全く解けない謎が二重三重に張り巡らされるのには、謎かけのうまさを感じる。

後半は実はその謎が日本の影の地帯を形成している巨悪と繋がっていく。影のない人間は存在しない、という台詞があるが、元妻にとってカメラマンは正の存在、対して現在繋がっている悪の組織の男(石橋蓮司)は影の存在である。

周りの人間が死んで行ったり、ほとんどの登場人物が事件に絡んできて、なんだか凄いことになっちゃうんだけど、最後はなぜか主人公は生き残ってる。巨悪の割には抜け目が・・なんてツッコミはなしにして、ドラマ仕立てがそれなりに面白かった。

posted by 映画のせかいマスター at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 松本清張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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