2006年12月23日

男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(男はつらいよ40)#710

1988年 日本 100分

ついに40作目。あと残りカウントダウンされてると思うとなんだか寂しい。オープニングは夢なし。とらやもいつの間にか「くるまや」に変わっている。

満男の大学受験話で頭を悩ますくるまやは団子職人さんとウエイター?の2人が新加入。その分?あけみは不在。寅さんは信州で会ったおばあちゃん家に世話になる。死んだおじいさんが見える、という夜を過ごしたあくる日。家で過ごしたいというおばあちゃんを入院させるために美人の女医さんがやってきた。前作の最後で満男が寅さんに「人間はどうして生きているんだろう?」と問うが、今回は「人間はどう死を迎えるか」という話である。三田佳子演じるマドンナ女医さんもそこを悩み、寅さんに相談する。

舞台はまた柴又へ。短歌を研究している女医さんの姪っ子・三田寛子を早稲田大学に訪問する寅さん。寅さんが学校に行くのは26作やあともう1,2作あったような気がするが、早稲田の授業中に第20作に出演したワット君(中村雅俊)がとらやの2階で自殺未遂騒動をした際のエピソードを披露、爆笑を誘う。

最初のおばあちゃんは結局亡くなり、早稲田を訪れた際に出会った青年(尾美としのり)と、最後の別れに行くのだが・・。

三田寛子と尾美としのりのソフトな恋愛感情の経過を表すのに当時大人気だった俵万智さんの「サラダ記念日」の短歌が効果的に使われている。劇中では、三田寛子=俵万智さんという感じで、タコ社長の印刷工場でサラダ記念日を出版する。短歌も一部「寅さんが〜」に変わってたりする。シリーズの中では珍しい作りではあるが、なかなかよかったです。

マドンナ三田佳子は、結局信州に残り、寅さんは、身を引く形で島原へ旅に出ます。シリーズ後半に出ずっぱりな“すまけい”さん演じる医師がどうやら接近しそうだな、という雰囲気で、今回は特に恋愛は強調されていない。すまけい、意外と美味しい役が多い(笑)

そうそうそれから、前回は旅館の旦那役だった笹野高史さん、最近の山田映画「武士の一分」まで常連になっていくんですが、今回は最初の歌のバックとラストのオチに泥棒役で登場。歌も目が離せません。歌と言えばBGMにサザンが。

ラベル:男はつらいよ
posted by 映画のせかいマスター at 07:31| Comment(0) | TrackBack(2) | 男はつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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映画評「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」
Excerpt: ☆☆☆★(7点/10点満点中) 1988年日本映画 監督・山田洋次 ネタバレあり
Weblog: プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
Tracked: 2006-12-24 02:55

男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日 : さらば、あけみ。ようこそ、三平ちゃん。
Excerpt:  甲子園でタイブレーク、投手の玉数制限が検討されるみたいですね。個人的には、大変良いことだと思います。炎天下での連投は、どう考えても人権侵害のレベル。高野連の年寄りど
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