1983年 アメリカ 170分 ブライアン・デ・パルマ
1932年のギャング映画『暗黒街の顔役』をオリバー・ストーンが脚色。キューバからアメリカに渡ってきたトニー(アル・パチーノ)がコカインの取引で一財産を稼ぐ姿を描く。
あったあったこういう世界。日本のヤクザ映画と同じ。なんだかよくわかんないけど怖くて、でも家族を大事にしてて、義理人情がある人たち。ある意味こういう人たちが治安を逆に守ってたみたいな部分があるよねー。なんか怖いからまじめにやっとこう、みたいな。今ではすっかり目立たなくなったのは日本の警察が優秀だからかと思っていたけど、世界的にそうみたい。
で、この映画のアル・パチーノもやりたい放題のようで自分のルールは意地でも守って、妹のために友人も殺しちゃって、最後は超ドンパチの末蜂の巣にされちゃう。ブライアン・デ・パルマ監督の前期のインパクト重視の映画の集大成みたいな印象を受けた。
2012年11月14日
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