2006年12月29日

家族ゲーム #716

1983年 日本 106分

これ、中学か高校(どっちか忘れた)の時見た。TVドラマで長渕版家族ゲームやってて、長渕剛が良くって、映画をできたばかりのレンタルビデオ店で借りてみたんだけど、TVと違って妙に暗く、変てこな人ばっかだったのでつまんねーなーと思った記憶しかない。中学生には所詮その程度だろう。

で、今見直してみると、意外と面白い。この頃は金属バットで子どもが親を殴り殺す事件が起こったり、ちょうど注目されてた時期ではある。80年代はこんな感じだったなあとは思うんだけど、おそらくこの頃と現在で、平均的家族の中身はほとんど変わっていないんじゃないかなあ。

父親も母親もあまり家族のことに関心が無い。自分の問題として捉えられず、家庭教師が来たことをいいことにすべて押し付けちゃう。家庭教師も家庭教師で一風かわったヒトで、なんだか好き勝手にやっているんだけど、それでも子供のことを一番考えているようにも見える。なぜかこの組み合わせがバッチリ決まって、受験には成功するのであるが・・・。

あらすじはここが詳しいので譲ります。
http://www.geocities.co.jp/playtown/1541/kazoku-game.html

さて、この家族。みんなそれぞれ自分は普通だと思っているんだろうけど、全員変てこ。狙って強調して作っているのもあるだろうが、誰もが普通に持っている内面だろう。この頃はまだそういうのをアンチテーゼとしてメッセージにする勢いがあったということだろうか。これを見て笑ってる人たち、出てきてるのは自分の姿かもしれないですよん。



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posted by 映画のせかいマスター at 07:21| Comment(2) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
この頃の森田芳光は勢いがありますよね。基本的にはあまり好きな監督ではありませんが、薬師丸の「メイン・テーマ」を撮ったり、この作品で非常に評価され、優作も森田に惚れたんでしょうかね、またこのような役をやりたかったのか。よくでましたよね。まっ、その後「それから、」でも一緒に撮りますが。
あの一直線のテーブル、一見機能的そうにみえて、実は全くそうでない。あれと最後に優作があれをひっくり返して、去っていくのが印象的。非常に皮肉のきいた、妙にすっきりするシーンでした。
これもまた、鑑賞し直そうかな、もう詳細は忘れてますね。
では。
Posted by イエローストーン at 2006年12月29日 10:40
イエローストーンさん、コメントありがとうございます。
本文中に名前が出てこないよう、森田芳光監督はノーマークでした。松田優作目当てで見たようなものでしたが、この映画のつくり、ぱっと見はわかりませんが、なかなか深いですね。ラストシーンは何を暗示しているのか、私は今も考え中です。
Posted by 映画のせかいマスター at 2006年12月29日 11:59
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