2012年 日本 127分
沢尻エリカの体当たりヌードで話題になったが、作品自体は蜷川実花監督らしい、美しい色を使った芸術的な映画だ。芸能界というほとんどの人が存在を知っているにもかかわらず、ほとんどの人が内情を全く知らないという世界の映画はそう言えばあまり見たことがない。
オープニングからずっと服きてないんじゃないの?っていうくらいキワドイシーンの連続で、特に楽屋でのFuckシーンは、まさかこういうの普通にあるんじゃないだろうな、と度肝を抜かれた。このシーンの他にも鏡を使った映像が随所にあったけど、カメラはどうやって消したのかな?
芸能界の浮き沈み、最近はどんどん早くなってきてるけど、映画の展開も早くて、目を離せない。堕ちて行く姿もまた美しかったりもする。
最初に書いた色使いだけど、白の時は白、赤の時は赤、と原色が多い中で色のアピールがあった。蜷川実花映画を続けて見てたら、毎回楽しみになる。
原作漫画の作者岡崎京子は事故に遭い、同名の歌を歌ったビートルズは銃に撃たれ、この映画のあと沢尻エリカは活動休止と、世にはヘルタースケルターの呪いなるものがあるそうだが果たして・・??
2013年02月07日
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