すっかりお馴染みになった寅さんと満男の枕元トーク。愛してると言えなくて何が恋だ!と、恋の先輩としてのアドバイスを送る。しかし本人は相変わらず。床屋の入り口からチリリーンと音がして運命の出会いが来るのを待っていたマドンナ風吹ジュンがその気になっているのに、いつものように引き下がってしまう。嗚呼勿体無いと思うのだが、満男の解説が。いわくおじさんは楽しいから最初はモテるけど、人間としての深みが無いからすぐに飽きられちゃう。自分でそれをわかっている・・んだそうで。
それにしても風吹ジュンは、いい年の取りかたをしたなあ、と思ってしまう。宮崎弁もいいし、若い頃より可愛くなったのでは??
で、ゴクミ4部作も最後、2人は離れ離れになっちゃう。何度も出てきた新幹線のホーム、いつも寅さんとの別れは柴又駅のホームなので、ちょっと区別してるんだろう。そして別れ際の突然の・・・次があるような無いような・・。ゴクミシリーズは満男の大学生から就職の多感な時期に合わせ、二人の成長を描いてて4作まとめて見るのをお勧めします。
ラベル:男はつらいよ