デッドゾーン #165で、高校教師役のクリストファー・ウォーケンが読んでいた話がこのスリーピーホロウだ。学校の教科書にも載っている19世紀の作家ワシントン・アーヴィングの有名な話らしいが、首なし騎士が村の人の首を刈りまくり、というのが何ゆえ教科書に・・??と首を傾げてしまった。きっとティム・バートン監督によりホラー度を増してるんだと思う。
それにしてもティム・バートンのせかいは独特だ。薄暗くて不気味なんだけど、なんか美しい。どこかで見たことあるような、それでいて見たことがあるわけがないような風景である。アニメにするとナイトメアビフォアクリスマス(これも名作!)になっちゃうんだけど、ここまでアニメと実写の雰囲気が似てるのも珍しいのではなかろうか。本作に出てくる風車小屋のたたずまいなどその典型だ。(ああ、キレイだなーと思っていたら燃えちゃった。)
首のない騎士が首を刈っていくというのが謎なので、頭がズバッと飛んでいくシーンが多発する。転がった頭がカメラ目線でこっちを見てる。でも怖さよりもユーモアのほうが伝わってくる。一番良かったのは、転がった頭が板張りの隙間から床下に隠れた子どもを見つめるシーン。こんなこと良く思いつくよなー。
本当は謎解き、ミステリーな映画なんだけど、本編よりもそんなところばっかりみてしまいました。ところでクリストファー・ウォーケンですが、意外な役で登場します。お楽しみに!
ティム・バートン映画リスト
2005年04月30日
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映画
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Tracked: 2006-07-12 07:56
かなりビビリながら見たのですが、
残酷なシーンはあまりなかったので、
結構好きな作品です。
首も、あそこまであっけなく刈ると、
生々しくなくていいですよね(^_^;)
あからさまな宣伝文句の記事は削除しているんですが、
無難な一言を載せる作戦に、「やるなぁ」と思ったので、
リンク先URLを消させてもらうかわりに、お返事を書いてるんです(*_*)
いただいたコメントを改ざんするのはルール違反だと思うんですけど、
相手も相手だからいいかなぁと思って(^_^;)