1968年1月 日本 88分
サラリーマン忠臣蔵で社長シリーズを見ることにしたのだが、〜忠臣蔵がメリハリのあるストーリーだったのに対し、通常のシリーズは極めて日常的な会社の話。数分見逃しても話は繋がりそう。展開もベタなところもあって、比べるとやや退屈したが、逆にリアルで面白い点も多々あった。昨今の株ブームでM&Aなど会社が舞台のドラマも増えたが、こういう日常的な話も面白いものだ。
会社の若返りを大株主である奥さんの父親に急かされ、心だけでも若返ろうとする社長・森繁久弥。唯一の若手社員である黒沢年男とともに今日もまたまた商談。
このシリーズのパターンは最後は大団円のようで、結構ギリギリまで問題を抱えていたのが土壇場で無事解決する。今回は加東大介、小林桂樹が真っ当な役でした。社長はクラブのマダム浜木綿子(若い頃は浜崎あゆみみたい!)と高松の芸者を行ったり来たり、なかなか目的は果たせませぬが、モテてます。小沢昭一は中国人の役。谷啓がずっと接待してる。
黒沢年男の恋愛話は続編に続く。
2007年01月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック