1994年 日本 101分
オープニングから本編が始まる珍しいスタート!最初と最後は小林幸子。ドサ周りの歌手小林ちさ子が郵便局で寅さんに会って、ハガキを「ポストにぽとん」と入れてもらう。
満男は商事に就職して靴を売ってる。上司のすまけいは辞めたさそうな満男の様子を察してその日の気分でやるんじゃないと諭す。
前半のクライマックスはくるまやで寅さんが鉛筆の売り方を演説するシーン。その辺にあった鉛筆を満男に俺に売ってみろ、と腕試し。寅さんは母親を思い出す話から、20円で売っちゃう。ボールペンは便利だけど心がない。鉛筆の良さを引き出して面白いシーンだった。
一転、場面は長浜へ。今回のマドンナである主婦のかたせ梨乃は趣味のカメラ撮影の旅をしてる。そこへ通りかかった寅さん、ちょっとしたはずみで事故の現場に出くわし、マドンナを病院に連れて行く。
一方、大学の先輩の 山田雅人に相談があると祭りの日に呼ばれた満男。妹の牧瀬里穂の寝姿を見てしまう。怒りつつ名所を案内する妹、付き合ってみないかと持ちかける。満更でもない二人だったが・・・。
寅さんの登場シーンも多く、頑張ってましたね。しかし御前様はこの前の作品が最期、今回からは出てきません。寅さんが源公に御前様は元気か〜と聞いて源が応えるシーンがあるんで、作品の中では生きている模様。
映画はあと1本ですが、レビューは46作を飛ばしているのであと2本お送りします。
2007年02月02日
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