Mrビーン(ローワン・アトキンソン)がスパイ・ジョニー・イングリッシュに扮し、計画をすべて台無しにしていく!・・けど、丸く収まってく・・・。
勘違い、夢オチ、ズッコケ、・・ベタなギャグが続く。Mrビーンの濃い顔も加味してるし、さらにギャグとギャグの間をストーリーをつなげているので、ちょっと「濃い」なー、と思いながら見てた。飽きる前に笑いが入るので良かったのだが、最後まで見るとこれがなんと超面白かった!誰もが次の展開を予想できる話でやっぱりその通りやってくれて、その上ここまで笑わせてもらえるとは・・。
自らのミスが元でスパイを全滅させてしまったジョニー・イングリッシュにやっとこスパイ役が回ってくる。張り切って出勤するが、ハンガーにかけようと投げたコートは窓から落としちゃうし、ボールペン型の武器で秘書を誤爆するし、ろくなことをしない。家宝の展示場で停電の隙に皇族の人をやっつけ、一人芝居で賊と格闘、賊の似顔絵は無茶苦茶な証言をする(この人が出てくるんだよねー最後に)。棺桶に隠した家宝を追って本物の葬儀に突入したり、ビルを間違ってお医者さんを悪者と間違えたり、お約束ギャグもこれでもかとばかりだ。シャベール(自白剤)とヨワクナール(筋肉弛緩剤)を間違えて、秘密を持った男を眠らせ、頑強な警備員から出口を聞き出す。部下のボフ、ピンチを救い、冴えてると思いきや、浸入経路はジョニーと同じ臭い所からだったりしてやっぱり笑える。そしてラスト、ジョン・マルコビッチの悪を暴くと大衆の面前で流したDVDに、アレが流れてくるところは、オチはわかっているのに1分間はゆうに笑ってしまったぜい^^
これだけのことをやらかしながら、自分では決まってると思い込んでるジョニー・イングリッシュ。ジェームス・ボンドばり(組織も一つ数が増えてMI7だし)に英国のためにと、奮闘
ミスタービーンでここまで笑えると自分では思ってなかったが、良かった。
公式サイト

ここが凄すぎです。で私を最初から掴んでくれた部分でもありました。
ミスタービーンでは笑いに付いていけなかった私ですが、この作品では笑わせていただきましたとも、ホント。
※トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
ビーンはてんてこまいな感じがかなり好きでした。
「ウィ?ウィウィウィ〜〜」ドタバタしてる時のあの声がたまりません。
コメディはいいなと再確認した一作。ぽこさんのレビューになければ見てなかったでしょう、多分。観る前は期待していなかったのですが。。。
ドタバタしつつ、問題を複雑にする、で、結局うまくはまって大喝采ですねー。
では!