1962年 アメリカ 84分 ロジャー・コーマン
B級映画じゃないコーマン作品。黒人差別を描いた社会派作品で、興行的な失敗が殆ど無かったコーマン監督の珍しい赤字作品となった。
話自体は興味深いし面白い。基本的に映画作りが上手い、この人。当時のアメリカがどんな感じだったか想像もできないけど、学校の統合で黒人が10人編入してくるのを侵略者だ、アフリカへ帰れとプラカードで罵る白人たち。最初は福祉係で良い人だと思われていた主人公が黒人排除のリーダーになっていき、最後は誰からも相手にされなくなる・・。
タイトルだけ見てB級映画を想像してしまったが、なかなかの骨太作品だった。
2013年05月28日
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