1994年 日本 114分
相米慎二監督。死に興味を持った3人のわんぱく小学生が、独居老人の死を観察しようと庭から覗きこむ。最初は反発しあう老人と子ども達だったが次第に打ち解けあい、庭の掃除や家のリフォームを手伝うようになる。老人の口から語られる戦争の話を聞いたり、別れた妻が担任の先生の祖母だったり、老人とともに過ごす夏が過ぎていく。そして死は突然にやってくる・・・。
三國連太郎が老人の役。役になりきってクソジジイっぽさを出してる。すげーな。担任の先生は戸田菜穂この人全然変わらない。芸能界でのポジションも変わらないような・・!?
独居老人や孤独死の問題は社会問題化してて、この頃どうだったか覚えてないけど、早く目をつけたのは間違いない。湯本香樹実の小説で舞台化もされているけれど、映画としては地味というか子役もこの作品限りとかだし、話題性にはかけたんじゃなかろうか??それでも作品に仕上げる映画人たちがこの頃はいたってことかな。今だったら採算合わなさそうで企画で没になりそうだ。
2013年06月20日
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