2013年 フジテレビ開局55周年 松本清張TVドラマ
売れない駆け出し女優だった松雪泰子が、バイト先のスナックでつらい日々を送っている際に出会った紳士(坂口憲二)と恋に落ちるが、実はろくでもない男で、仲がこじれていく。時期を同じくして、女優としてちょい役から主役級にのし上がっていく。女は男を殺害するが、列車の中で会った男の幼なじみ(田中麗奈)が、自分のことを覚えてるんじゃないかと不安になる。ある日、彼女を呼び出し、青酸カリで殺害しようとするが、偶然隣り合わせた飲食店で、自分のことを覚えてないことを知り、殺人は取りやめる。しかしその後、主演した映画のラストシーンでタバコをする姿を見た女が女優のことを思い出し事件は発覚する。
原作にも近く、時代も昭和30年台の雰囲気で作られたドラマ。殺人に使う予定だった青酸カリを記者会見の時に持っていて、会見現場に踏み込んできた刑事の姿を見て、最後にスピーチしたあとその水を握りしめてドラマは終わる。
なかなかの良いシーンで、ラストも良かった。
顔(昭和32年)#1250松本清張
顔(松本清張ドラマ1999)#1627
2013年10月05日
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