2012年 wowow 100分
若くしてガンに侵された父親(萩原聖人)が、自分のドキュメンタリーを作るために少年時代の友達(中村獅童)を東京から呼び出す。病気のことを何も知らずに帰ってきた男は、今は友人の妻となっている女(板谷由夏)になじられながら、親にも挨拶できずに孤軍奮闘する。その時息子は中学生の不良グループにいじめられていて・・。
どこにもヒーローが出てこない、それどころか落ちこぼれた人たちが、友達のためにと作る映画、それがまた不格好で、子供だましのくだらない作品だ。それが涙をさそうのである。どこにでもありそうな商店街で、町の人達はみんな顔を知ってる。不器用な男たちが織りなすドラマに泣けました。最初見始めた時、このドラマで泣けるとは夢にも思わなかった。
商店街にかかっているノボリ、マグナム馬野ジムが風化しているところで7年前と現在を表してるんだけども、このマグナムさんが最後にキーとなるとは!カッコイイ!
ずっと有名作家ばかりを起用してきたドラマWにシナリオ大賞受賞作が登場。こういう発掘作業も大事ですね。
2013年10月23日
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