2009年 wowow ドラマW
挙式の予約までしていた婚約者が突然姿を消してしまって3年、訃報が入る。最後までなぜ捨てられたのかわからない主人公(木村佳乃)は、彼の足取りを追う旅に出る。
過去を逡巡する旅ってのはよく映画で扱われるパターンで、今回のように自分じゃなくて相手、しかも結婚の約束までしていたにも関わらず一体何があったのか、ってのは残された人からは永遠の謎で、理由を聞いたからといって理解できることかどうかわからない。でもその相手が死んでしまっていたら、もう理解するしか仕方がない・・。
家庭環境が不幸で、自分の人生とは?を見直す場合、私は幸いそこまで追い込まれない立場なので、疾走した彼(橋和也)の気持ちになれるかどうかわからないが、残った主人公に、新たな幸せもあり、ゆるやかな川の流れとともに、人生の再生を感じられて良かった。
2013年12月07日
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