臓器移植が可能になった近未来が舞台。提供する側、つまり死んでゆく人と受け取る側、生き延びる人の対比がうまく描かれてて、臓器を提供するってことは、どういうことなのか、心理描写がうまいと感じた。脳死で体は動いているのに、本人以外が死ぬタイミングを決める、登場人物の殆どが、直前でいたたまれなくなってしまう。
普段はそういうことを考えないので、ピンと来ない部分も多かったが、中立で一緒に悩むコーディネーターを吉岡秀隆、死神と呼ばれるコーディネーターをユースケ・サンタマリアが、ふた通りやってて、考えるヒントになっている。
2014年01月13日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック