2007年04月18日

ホテル・ルワンダ #831

2004年 英・加・南アフリカ、伊 125分

舞台は1994年のルワンダ大虐殺。数ヶ月で100万人もの人たちが殺された。1994年!?最近じゃないですか。こんなことやってたのに記憶にないっすねえ。あまり情報が伝わってこなかったのでしょうか。最も当時の私は新聞も取ってなかったんで、私自身のせいかもしんないけど・・。戦争にしたって現地の人以外はTVでまるで他人事のように見てしまっているし、だんだん現実と作り物の境が無くなって来ちゃってる感じがする。ルワンダで何か起きていようともTVさえ付けなかったら知らないで済ませちゃう。しかし実際は、同じ国の、しかも似たような容姿の人たちが民族が違うと言うことだけで殺しあう。

主演のドン・チードルは、ホテルの支配人で1000人以上の命を救うことになるある種の英雄なのだが、あまりヒーローっぽく見えないところがよい。淡々と人間としてやるべきことをやっただけに過ぎない、といった感じで、出来る限りの知恵と勇気で危機を乗り越えていく。五つ星ホテルのプライドもあったのだろうが、なかなかあの状況で出来ることではない。

こういうことは、もしかしたら今も起こってるのかもしれない。数年経ってあの時こうだった、と言われる前に何か出来ることはしないといけないんだろうけど・・・。


posted by 映画のせかいマスター at 06:31| Comment(2) | TrackBack(1) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBお返しに参上致しました(笑)。

幸か不幸か私はフツ族とツチ族の紛争は知っておりました。

ヒーローぽくないというのは、私もそう思います。しかし、彼自身がそうでも作者の扱いがヒーロー的だったような気がします。
結果的に同じような悲劇として忘れがたい「キリング・フィールド」の観終った時の印象が純粋に「あの小国で200万人も殺されたのか」という深い嘆息であったのに対し、本作ではどうも主人公一家の安否ばかりが記憶に残ってしまうのです。
非常に微妙な匙加減ではありますが、主人公が悲劇を見つめる狂言回し的に活躍したほうが、惨劇そのものが心に残ったのではないかと。あくまで「キリング・フィールド」との比較に過ぎませんけどね。
Posted by オカピー at 2007年04月18日 14:55
「キリング・フィールド」も面白そうですねー。今度見てみます
Posted by 映画のせかいマスター at 2007年04月19日 06:30
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映画評「ホテル・ルワンダ」
Excerpt: ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2004年南アフリカ=イギリス=イタリア映画 監督テリー・ジョージ ネタバレあり
Weblog: プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
Tracked: 2007-04-18 14:38