1967年 日本 89分 山田洋次監督 /脚本
坂本九は小さいころ日航機墜落で知った程度で、上を向いて歩こうを歌った人くらいの認識しかなかった。しかし山田洋次監督のこういう映画を見ると、いかに九ちゃんが愛されていたのか、よくわかる。近年のアイドル映画とも言えなくもないが、ニキビ面で二枚目というより愛嬌があって、舞台ではお笑いも含めた芸で人気を集める。そんな実際の等身大の九ちゃんがそのまま映画の役どころになっている。
物語は、ガンと知って、殺し屋に自分を苦しまずに殺してほしいと依頼した九ちゃんが、マヌケな殺し屋に追われたり、まんまアイドルの倍賞千恵子が、心配したり、実は誤診だったり、のドタバタ劇。いい時代だったなあー
2015年04月09日
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