2007年05月15日

サンセット大通り #852

1950年 アメリカ 111分 ビリー・ワイルダー監督

プール付きの家に憧れていた売れない脚本家ジョー・ギリス(ウイリアム・ホールデン)がプール付きの家のプールの中で死体で発見された。その死体であるジョーが自らの最期をモノローグで振り返って半年前にさかのぼる。

偶然車を止めた屋敷にサイレント映画の大スターが住んでて、そのまま巻き込まれていく、という話だけを聞くと普通の話に聞こえるけれど、出てくる人たちが凄いんです。この話フィクションではないんだろうけど、モデルがいそうで、それは主演のグロリア・スワンソンとも言われてる。でも彼女に行き着くまでに何人もの女優から出演を断られてて、なかなか進まなかったらしい。ハリウッドの内情を暴く!ってことでオフレコで撮影されて話題になったようだから、結構リアルだったのかも・・・??

で、執事役のエリッヒ・フォン・シュトロハイムは前は映画監督で、劇中で彼が演出した映画のシーンが使用されたらしい。台詞もなんとなく本人の心の叫びっぽいところがあって、そう思ってみると、役と本人の共通点がリアルだ。

元大女優と執事。時代に取り残されてしまった2人の屋敷に迷い込んだ脚本家。なぜ彼は無残な姿でプールに?その答えはラスト10分まで明らかにされない。

時代背景と風刺はわかりにくい点もあるんだけど、設定は現代でも十分使える。こういう設定を考えるときってドキドキなんでしょうね。その場にいたかったな〜!


posted by 映画のせかいマスター at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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