2015年06月01日

捨てがたき人々 #2272

2014年 日本 123分

ジョージ秋山原作で、息子である秋山命が脚本を書いた映画。ついでに監督の奥さんが主題歌を歌っている。ジョージ秋山って70年台に活躍してたんで、とっくに亡くなったと思ってたらまだ72歳、ということは、20代とか30代でアシュラとか銭ゲバとかの問題作を書いてたってこと??すげーな。

話は、主人公の大森南朋が故郷の五島に帰ってきて、生きる意味すら見失ってる時に、弁当屋のお姉さんに出会得ところから始まる。お姉さん三輪ひとみは、人の幸せを願う明るい娘で、彼女に会うことで人生をやり直していく・・・のかと思ったら、そうでもない。むしろ破滅が進んでいくようにも見える。

出てくる人々はみんなSEXに溺れてて、工場の社長は社員と工場の中でやってたり、その旦那滝藤賢一は妻の不倫に悩み自殺してしまう。女神っぽいヒロインもまた、最初に出てくる不動産の男と関係を持ってお金をもらっている。主人公も妻のおばである美保純と関係を続ける。誰一人まともな奴は出てこないと言っていいほどだ。田舎で他にすること無い街はこんなもんだと言わんばかりの乱れた毎日の中、主人公夫婦が宿した子どもは、生まれる前の心配の通り、生まれてこなければよかったと幼いながら泣く・・・。

大森南朋が言葉少ないキャラであるため、なぜそういう展開になるのか、読めないままにどんどん展開されていく。問題作っぽい展開に、後味の悪さも多少感じるが、人生こんなもんじゃないかという思いもなくはない。「人間」を描いた映画だ。

三輪ひとみとか内田慈とか、ちょっと気になる女優さん出てた。
posted by 映画のせかいマスター at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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