2014年 日本 128分
新潮45のルポタージユを映画化してるので、実話だ。実話とは思えないのは、主犯のピエール瀧と共犯のリリー・フランキーの殺人現場だ。まるで楽しんでいるかのように、次々に人を殺していく。
殺しを依頼する家族もまた怖い。正義の味方であるはずの山田孝之の雑誌記者もまた自分の家族を見殺しにして取材に賭けている。
記者が手紙を真剣に受け止めなかったら、共犯は捕まってすらないというのも怖いが、さんざんやり尽くしたはずの主犯が、共犯を追い詰めなければ気が済まないというのもなんだかなあ。
もう救いようがない内容なんだけど、こういうのに比べたら自分はまだましだ、となんかスッキリしてしまうという・・・。
2015年08月30日
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