ギャンブル好きの坊主(植木等)が債務者に無理やり更正させられサラリーマンに。しかしそこでも他人が行くはずの海外出張をインチキで奪い取る。仕事をサボったパチンコ屋で変な外人にもらったラスベガスの1ドルチップを複製し、一攫千金を夢見て飛行機へ。
その頃、病院に勤務する医師(谷啓)は、金儲け主義の院長が秘かに思いを寄せる看護婦を口説いているのを立ち聞きしてしまい、自棄を起こす。偶然発見した事故で看病した謎の外人が死んでしまい、その遺産を引き取るため海外へ旅立つ。そしてある議員(ハナ肇)は糞尿処理問題で一旗あげようと海外出張に。そんな3人が隣同士の席になり、珍道中が始まる。
東宝35周年記念作品というだけあってゲストも豪華。ハナ肇にクレームをつける一団はなんとドリフターズ。ハワイでは若大将加山雄三がお出迎えする。園まりはプロモーションビデオ風に歌い、ザ・ピーナッツやクレイジーキャッツはロス公演してる。
植木のラスベガスはちゃめちゃギャンブルや、一緒にいたらツキまくる浜美枝の関係、遺産を巡るバトル、そして最後に笑うのは・・?と、盛りだくさんの2時間半。7人すべてにスポットを当てると流石に散漫になってしまうので、3人がメインくらいがちょうどいい。
大好きなザ・ピーナッツとのショーを見ることができるのが、とてもうれしい映画です。
園まりもかわいいですねえ。浜美枝はボンドガールよりもこっちの方が似合います(笑)。
クレージーシリーズには意外な人が出てたりもしますが、浜美枝さんは常連ですね。園まりさんは「逢いたくて逢いたくて」なんて好きな曲です。リアルタイムじゃないですけど^^;
この記事を書いたときはドリフとの共演は意外でしたが、結構ありますね。本格的に共演して欲しかった気もしますが・・。