2015年 日本 山田洋次監督 /脚本
井上ひさしの広島を舞台にした父と暮せば(宮沢りえ主演で映画化)と対になっているのを山田洋次が引き継ぐ形で実現した作品。吉永小百合は2人の息子を戦争で亡くした。2人の息子は時々母のもとに帰ってきているようだ。ネタバレだけど中盤で明らかになるので書いちゃうが、二宮和也はそのうちの一人。黒木華と将来を約束していたが道半ばで長崎の原爆で命を落とす。
この話は幽霊となって母のもとに現れる息子とのファンタジーである。戦後のどさくさで物資を持ってくるおいちゃん(加藤健一)や、先生たちなど、この時代でしかありえないキャラも登場。戦争映画の物悲しさをキープしながらファンタジーの世界をも表現してる、二宮和也はいい俳優ですね
2017年01月05日
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